なかにしSKI塾つうしん　vol.81〜90
　なかにしSKI塾つうしん　vol.71〜80
　なかにしSKI塾つうしん　vol.61〜70
　なかにしSKI塾つうしん　vol.51〜60
　なかにしSKI塾つうしん　vol.31〜40
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　なかにしSKI塾つうしん　vol.11〜20
　なかにしSKI塾つうしん　vol.1〜10

なかにしSKI塾つうしん　vol.41〜50 02/03/06 _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ _/ _/ _/ 　◇◆◇ なかにしＳＫＩ塾つうしん ◆◇◆ _/ _/ 　 vol.41 _/ _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ ＴＶの天気予報の話題が、積雪情報から花粉情報へ、 ついには桜前線へと移り変わってしまいましたが、 元来スロースターターでしつこい性格の私は、まだまだシーズン真っ盛り。 只今、絶好調です。 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ CONTENTS 【１】モーグル講座報告 　　　　●今年もやっぱり代打ホームラン 　　　　●大野、発見！ 　　　　●「並木菌」猛威を振るう!? 【２】根子岳へ登ってきました！ 【３】３月、耳より情報てんこ盛り 　　　　●今シーズンは消費税を一切いただきません！ 　　　　●今年もSPYDERウェア＆HEADスキーが当たる！ 　　　　●HEADニューモデルが履ける！ 　　　　●ＶＡＮスクエアガーデンより感謝を込めて 　　　　　ベースボールキャップをプレゼント 　　　　●「課長　下　工作さん」より ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 【１】モーグル講座報告 ●今年もやっぱり代打ホームラン ■「餅は餅屋」が信条のなかにしスキー塾では、 　常日頃からコブのことはモーグラーに聞け！ 　カネのことは政治家に聞け！ 　人生のことはナカニシに聞け!?　 　というわけで、今年も「モーグルテクに学べ！」講座を開講しました。 ■「今年こそは！」と張り切っていたはずの大野氏は、 　東京都のモーグル国体チームの監督になって 　どうしてもスケジュールが合わず（詳しくは後述）、 　今年は代打の切り札!?　川場モーグルスクール主任の中西氏が来てくれました。 ■私は昨年中西氏に教わっているので、 　彼のテクニックは信頼していましたが、 　受講生の濃さに圧倒されて逃げ出してしまわないか、と心配で、 　もしもの場合に私が代打の代打に出られるよう、 　前日には髪を切り、あとは金髪に染めるだけの状態で 　（わからない人にはわからないだろうなぁ）当日を迎えたのでした 　この細心さ（大胆さ!?）が経営者には必要です。 ■中西氏のレッスンについては、 　本井先生の表現がまさにピッタリなのでご紹介します。 　「去年も思いましたけど、モーグルの先生って 　なんか”家庭用品のデモやってる人”に近い魅力を感じるんですよねぇ… 　（スライサーとか変な包丁売ってる人） 　迫力？勢い？に押されるというか、スピーディーでキレのいいノリの良さに 　関西人の血が騒ぐんですよねぇ…」 ===================================================================== ●大野、発見！ ■上記の大野氏を24日（日）の夜８時頃、なんと岐阜の焼き肉屋で目撃！ 　「里谷多英生出演」というＴＢＳの番組で、 　生ビール片手にカルビをパクつく姿をカメラがとらえていたのです。 　後日電話で話したところによると、 　中元勝也と野田鉄平を現地に連れて行ったそうです。 ■いえいえ、私は大野氏に恨み言を言うつもりは毛頭ありません。 　それどころか、彼のそのおおらかさが大好きです。 　その上、昨年の斉藤氏も今年の中西氏もすばらしい先生でした。 ■ただ、来年に向けて私は、ＫＯＭＡＴＳＵ対策（わからない人は 　ウェブサイトのバックナンバー参照）をとらなくてはなりません。 　だから来年は「大野が教える」ではなく、 　「大野組が教える」（もちろん「組」は読めないくらい小さな活字で） 　モーグル講座として開講したいと思ってます 　（どんどん東スポっぽくなっていくなぁ）。 ===================================================================== ●「並木菌」猛威を振るう!? ■モーグル講座に参加した並木さんが鬼の霍乱か、 　土曜の夜に39度の熱を出して寝込んでしまいました。 　この「並木菌」は後日、松浦さん、清水さん、中島さんを襲ったようです。 　この顛末については、中島さんが以下のように書いています。 　ところで・・・やられました。「並木菌」に・・・。 　先週月曜日、午後から激しい悪寒。 　家に帰って熱を計ったら、なんと「39度」！！ 　なんでや〜？ 　「冷えビタ」貼って、「バファリン」飲んで慌ててベッドへ。 　翌日はウソのような平熱。 　さすが「並木菌」！！ 　繁殖は早いが、死ぬのも早い。根性無しの「並木菌」でした。 　ちなみに暁美さんもまったく同じ症状だったとか。 　「恐るべし並木菌」いやいや「恐るべからず並木菌」。 ■「並木菌」が根性なしなのではなく、 　ただただ中島さんがキョーレツなだけなのでは？ ===================================================================== 【２】根子岳へ登ってきました！ ■雛祭りの明くる日に、あまりの天気の良さに誘われて、 　ウインテック校長の山中先生（山スキーの専門家）と 　山岳写真家の磯貝猛氏と一緒に、根子岳に登ってきました。 ■ごくフツーのカービングスキーに 　「セキューラ・フィックス」という簡易山用ビンディングを取り付け 　（昨年、戸塚さんにいただきました。どうもありがとうございます）、 　シールを貼って登りました。 　奧ダボスのトリプルリフトの終点からのコースは、 　ヘリスキーのために圧雪してあるのでツボ足でも十分登れますが、 　スキーを担がなくていい分、シールの登りは快適です。 ■途中、ヘリスキーのツアーの人と何組もすれ違ったので、 　そのたびに「『貧乏人は汗をかけ』ってことですよね」などと口では言いながら、 　心の中では「こっちのほうが何倍も気持ちいいんだゼ」とうそぶいていました。 ■２時間弱で頂上に着き、軽く昼食をとり、 　四阿山をバックにした滑りの写真を撮りながら下りはじめました。 　ヘリスキーとは違い、コースを制限されることもないので、 　菅平牧場のほうへ向かって下ります。 ■尾根づたいは風が強いために少々ガラガラしてましたが、 　ＡＲＡＩの悪雪よりは断然滑りやすかったです。 　四阿山側に滑ると、午前中の日差しで表面がほどよく溶けた雪がとっても気持ちよく、 　ついつい滑りすぎてしまいます（下へ降りすぎると登り返しになるので）。 ■しばらく下るとシラカバ（正しくはダケカンバですよね、萬澤さん）の林に入り、 　これはこれでかなりスリルがあって楽しめます。 　最後は牧場の上の広い斜面で、パラレルができる人なら 　かなりのスピードを堪能できます。 ■「えーっ、歩いて登るの？」なんて思ってる方、 　だまされたと思って、一度やってごらんなさい。 　根子岳は、上りも下りも山スキーの初心者にはピッタリです。 　来シーズンからは正式に「山スキー講座」も開講しますが、 　今シーズンは手始めに ●3/23（土）〜24（日）　32,000円（１泊２食、用具レンタル含む） 　で実施します。 　講師は萬澤義男氏です。 　用具の手配の関係上、お早めにお申し込みください。 　幸ちゃん、akemi丼、ぜひ行きましょう。 ===================================================================== 【３】３月、耳より情報てんこ盛り ■巷は春だ、春だ、と騒いでますが、 　なかにしスキー塾の３月は、 　コブ道場はあるわ、ポールはあるわ、テレマーク講座はあるわ、山スキーはあるわ、 　HEADの試乗会やバーベキュー付の感謝祭はあるわ、 　目移りしそうなぐらいの充実ぶりです。 ●今シーズンは消費税を一切いただきません！ ■根子岳登山の成果でしょうか、中西塾長の体重はめでたく70kgを切りました。 　だが、しかーし、 　シーズンも終盤に来てやっとベストの体重になったところで、 　なんの自慢にもなりません。 　責任をとって（なんの？）、今シーズンはこれ以降も（ＧＷまで） 　消費税を一切いただかないことにしました。 ■北方領土では消費税がかからないのに、 　太っ腹の外務省は、途方もない額の消費税を払っていたそうです。 　一方、なかにしスキー塾は、塾長の軽はずみな一言で消費税がもらえません。 　世の中って、つくづく不条理ですね。 ===================================================================== ●今年もSPYDERウェア＆HEADスキーが当たる！ ■何が当たるかわからないままで、 　スキー塾参加の度にとりあえず名前を書いて応募箱に入れていたみなさん、 　今シーズンも「SPYDERウェア＆HEADスキー」が当たることになりました 　（本件に関して各メーカーに対して一切の圧力はかけていません）。 ■しかーも、３月に参加すると、 　応募券が２倍!!　になります（スーパーのグリーンスタンプのようですね）。 　感謝祭は、なんと３倍!!になります。 ■昨年惜しくも涙を飲んだ皆々様、 　このチャンスをお見逃しなく！ ===================================================================== ●HEADニューモデルが履ける！ ■感謝祭では例年通り「HEADニューモデル」の試乗会を実施します 　（ＨＴＭの高橋さん、書類は近日中に出します。だから試乗スキーとっといてね）。 ■その他にも、 　　　Cyber i.C300（なんとスキーにICチップが埋め込まれている）の163cm、 　　　Cyber i.C180の163cm 　の二台は３月中旬以降ならいつでも履けます。 ■来シーズンは新しい板を、と思っている方（そうでない方も）、 　ぜひぜひお試しください。 　もちろん、ご購入の相談にも乗ります。 ===================================================================== ●ＶＡＮスクエアガーデンより感謝を込めて 　ベースボールキャップをプレゼント ■3/21（祝）〜24（日）の17Ａ期、3/23（土）〜24（日）の17Ｂ期にご参加の皆様に、 　VANスクエアガーデンから今シーズンのご愛顧に感謝を込めて、 　春スキーにもってこいのベースボールキャップをプレゼントします。 　メーカーは「ヴァンズ」か「オニール」だぞっ。 　もちろん、同日程のコブ道場、テレマーク講座、山スキー講座でもOKです。 ===================================================================== ●「課長　下　工作さん」より ■「課長　下　工作さん」がなかにしスキー塾の掲示板に書きました。 　新しい可愛いマーチです。よろしく。 　他にもディーラにはない特販車の情報あります。 　どうぞ連絡ください。 　http://www.nissan.co.jp/MARCH/K12/0202/index.html ■ところで、マーチのＣＭには、 　「五感にしっくりくるデザイン」 　というフレーズがありました。これが、 　「股間にしっくりくるデザイン」 　と聞こえた私は、「幸ちゃん菌」に侵されているのでしょうか？ 02/05/09 _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ _/ _/ _/ 　◇◆◇ なかにしＳＫＩ塾つうしん ◆◇◆ _/ _/ 　 vol.42 _/ _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ なんと、二ヶ月ぶりの「なかにしＳＫＩ塾つうしん」です。 「つうしん」が届かないことで、 ＳＫＩ塾の存続そのものを心配してくれていたみなさん、 申し訳ありませんでした。 どっこい、なかにしスキー塾は生きていた!! というわけで「これで仕事もはかどる」とホッとしていたみなさん、 これからもご迷惑をおかけします。 今回は、当初心配された雪不足もどこ吹く風、 スキー塾史上（といっても３年ですが）最高の盛り上がりをみせた ＧＷ期のレポートをお届けします。 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ CONTENTS 【１】志賀日記（志賀直哉の日記ではない。当たり前や！） 　　　　●久慈デモ夫妻現る 　　　　●逆「浪花恋しぐれ」 　　　　●壊れてしまったものは、仕方がない（丹波哲朗の口調で） 　　　　●ＫＯＭＡＴＳＵ台風上陸 　　　　●古谷撃沈 　　　　●本格的スキースクールによるＢＢＱ 　　　　●原始共産制 　　　　●「芝生、土手、芝生、土手、…」 【２】今年も月山に行くぞっー!! ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ −無色透明な「なかにしスキー塾」は、 　参加してくれたみなさんの色に染まります− （話の展開上、敬称略になっております。関係各位殿、ご了承ください。 　今さら断るまでもないと思いますが、今回も超長文ですので、 　とっても忙しい方は一段落してからお読みください） ●4/27（土）　久慈デモ夫妻現る 　■連休初日の一の瀬ファミリースキー場。 　　昨年のように生ビール祭やビンゴゲームのようなイベントもなく、 　　20名もの生徒さんが集まってくれたにもかかわらず、 　　なかにしスキー塾ＧＷ１期は、静かに幕を開けたのであった。 　■午後イチのファミリー上部、レッスンをする久慈直子デモを発見。 　　ショートのワンラインのまま近寄り、 　　「直子っー」と声をかけて、そのまま滑り去る。 　　並んでいた生徒さん達は「アレはなんなんですか？」と驚き、 　　直子班のビデオを撮るために下で待っていたスタッフには、 　　モロにイヤな顔をされる。 　■午後4:30、蔵王名物？「居酒屋いしかわ」開店。 　　今回はビール３ケースに、日本酒数本、マグロや鰹、イカの刺身まで持参。 　　並木、夕食時にはすでに出来上がる。 　■夜には久慈デモ夫妻が尋ねてくる。 　　参加者の人数の割には、なぜだか来客の多いスキースクールだ。 　　久慈修は、お幸のアライグマをかぶり、 　　細川のフィリピン土産の酒を飲んで大いに盛り上がる。 　　昔懐かしい匂い付き消しゴムの薫りがする、毒々しいコバルトブルーの酒だ。 　　おーよそ、人の飲めるシロモノではないのに…。 　　久慈修は北海道への帰途、 　　「中西スキー塾は何なんだ???」って何回も言っていたそうだ。 　　「あれは普通なの？」って。 　　いや、アナタはきっと「なかにしスキー塾」に向いている、 　　…と思う。 ===================================================================== ●4/28（日）　逆「浪花恋しぐれ」 　■横手・熊ノ湯方面にツアー。 　　並木＆津志田は、コブの中でも締まらないヒザに悩む。 　　本人達曰く、これは「柔道家の宿命」だそうだ。 　■毎回やりたい放題の魔女軍団（命名：江上）は、 　　野澤少年を拉致し、自室に軟禁。ミョーな踊りを強要する。 　　そういえば、お幸は以前にも寡黙なマラソン青年唐鎌にも 　　ヴィラフリータイムの玄関でラインダンスをやらせたことがあったっけ。 　　が、この夜鍛えられた野澤少年は、精神的に一段とたくましくなり、 　　ＧＷ３期には奥志賀のコブで他をブッちぎる滑りを披露するのであった。 　■夜も更け、３階の廊下中に中島の笑い声が響き渡る。 　　もう誰にも止められない暴走魔女軍団は、古谷の部屋に電話をかけ 　　「サケやサケや、サケ持ってこい！」。 　　まさに逆「浪花恋しぐれ」。 　　古谷は「コツコツと真面目に生きていれば 　　そのうちいいこともあると思っていたけれど、 　　…、それがこの仕打ちかい!!」 　　と我が身の不幸を嘆く。 ===================================================================== ●4/29（祝）　壊れてしまったものは、仕方がない（丹波哲朗の口調で） 　■奥志賀へお買い物!?　ツアー。 　　素直に車で行って奥志賀だけ滑ってくりゃいいものを、 　　ムリヤリ一の瀬から滑っていく。 　■焼額の第二高速リフト乗り場でミョーな胸騒ぎを覚えた中西は 　　（いつもなら１人ぐらいいなくても誤差の範囲内と考えるのだが）、 　　なかなか姿を見せない津志田を待つ。 　　と、山の神の最後の斜面を片足でなんとか降りてきた津志田が 　　「ビンディングのビスが抜けちゃいました」。 　　グランフェニックスのアウトレットで買った物を持ち帰るために、 　　ひとり車で奥志賀に向かっていた磯谷先生を呼び、 　　試乗用のスキーを取りに帰ってもらう。 　　そのとき中西は津志田に言った。 　　「奥志賀のてっぺんで壊れなくてよかったね」。 　■焼額の第二ゴンドラを降り、奥志賀の第四リフトまで歩く。 　　その時、後ろから呼ぶ声が…。 　　「先生、石川さんのビンディングが壊れました」。 　■「オイオイ、よりによってこんなところで」と思いながら 　　生き残った方のビンディングにブーツを踏み込むと、 　　さらに最悪なことに、ちょうど履けてしまった。 　　中西は、スキー教師としてミエを張るために自分のスキーを石川に履かせ、 　　平静を装いながら片足で滑り降り始めたのであった。 　■でもね、考えてもみてください。 　　奥志賀の第四の上から第二の下まで、あんだけの距離でっせ。 　　しかもとんでもないクサレ雪。 　　第二のリフト乗り場に着いたとき、 　　中西の太ももが火のように燃えていたことは言うまでもない。 ===================================================================== ●4/30　ＫＯＭＡＴＳＵ台風上陸 　■ＧＷ中とはいえ、カレンダー通りの会社は休みじゃないので、 　　スキー場もガラガラで、例年ならゆっくりと過ごせる期、のはずだった。 　　一度も会ったことがない人にも「つうしん」で超有名な 　　ＫＯＭＡＴＳＵからの申し込みがくるまでは…。 　■ＫＯＭＡＴＳＵのクレーム話は、初日の昼ご飯のときから全開だ。 　　今回のターゲットは、白馬のジャスコだった。 　　ＫＯＭＡＴＳＵが買い物を終えレジでお金を払おうとすると、 　　レジのおばちゃんがあくびをしたらしい。 　　それを見逃すＫＯＭＡＴＳＵではない。 　　すぐさま、レシートに記載されている番号にTELし、 　　「食品売り場の責任者の方いらっしゃいますか？ 　　○番レジの○○さん眠そうなので、帰らせてあげてください」 　■白馬のジャスコに対する攻勢はまだまだ続く。 　　アルバイトの態度が悪いと言っては売り場の責任者を呼びつけ、 　　彼が「社員教育は行っているのですが…」と答えた言葉尻を捕まえて、 　　「それやったらアンタ、アルバイトにナメられてんのとちゃう？ 　　教えてるのに相手は聞いてへんねやから。 　　アンタじゃ頼りないから店長と話するわ」だって…。 　■有事法制３法案では有事の定義が曖昧なままである。 　　「ＫＯＭＡＴＳＵが半径10km以内に近づいたときには 　　自衛隊の出動を要請できる」といった 　　具体的な例を国民に提示する必要があるだろう。 ===================================================================== ●5/1（水）　古谷撃沈 　■昨日から天気がよくない。 　　腰に爆弾を抱える古谷は、午前中ホテルで休養。 　　が、昼近くなってだんだんと天気が回復していく様子を 　　展望風呂から眺めていたら居ても立ってもいられなくなり、 　　午後から合流して奥志賀のコブを滑る。 　■事件はビデオ撮りの時に起こった。 　　スタートして何ターン目かで腰に違和感を覚え、 　　それでもしばらく滑り続けたが、最後は転倒し腰を完全に痛めてしまった。 　　古谷は、もう半日休んでおけば、と悔やんでいたが、 　　ビデオミーティングで衝撃の事実が判明した。 　　古谷が転倒する直前に、 　　横からＫＯＭＡＴＳＵがスーッと近づいてきていたのだ。 　　あれは毒を塗った吹き矢でも使って、トドメを刺したのに違いない。 　■「コツコツと真面目に生きていれば 　　そのうちいいこともあると思っていたけれど、 　　…、それがこの仕打ちかい!!」 古谷さん、くれぐれもお大事に。 ===================================================================== ●5/4（土）　本格的スキースクールによるＢＢＱ 　■朝６時から早朝練習、昼過ぎまでたっぷりと滑り込むうちに、 　　心配された雨も降らず、晴れ間さえ見えるようになってきた、 　　…はずだった。 　　ＢＢＱの買い物にＧＯサインを出した直後に降り始めた雨は、 　　３万円分の買い物をあざ笑うかのように雨足を強めていった。 　■ＢＢＱ実行委員長の高沢によって 　　「本格的スキースクールによるＢＢＱ」と命名された 　　（ごく一般的に考えれば「スキースクールによる本格的ＢＢＱ」 　　なのだろうけど） 　　本日のメインイベントは風前のともしびだった。 　　が、雪がなくても催行するスキー教室が、 　　たかが雨ごときでＢＢＱを中止するはずがない（なんでや？）。 　　ホテルの車庫をムリヤリ借りて実施。 　■メニューは、 　　一般的なＢＢＱの他に、 　　焼き鳥、焼き魚、豚汁、ゴボウとこんにゃくの炒めもの、 　　フルーツポンチにホットケーキ、そしてもちろん武ちゃんのタコ焼きだ。 　■昨年の経験から夕食をキャンセルして臨んだのだが、 　　このＢＢＱは延々６時間も続き、終了したのはなんと９時半。 　　最後に実行委員長の「まとめ」の言葉を紹介しておこう。 　　「食後に反省会を開くほど、全員のＢＢＱにかける情熱は高まっていた。 　　今だかつてこんなに真剣にＢＢＱに取り組んだスキースクールは 　　あっただろうか？（あるわけないやろ！：注　中西） 　　この情熱をもう少しスキーにまわせれば… 　　それは来年への課題であろう。　　完」 ===================================================================== ●5/5（祝）　原始共産制 　■奥志賀スキー場第２ゲレンデは、まさに終焉を迎えようとしていた。 　　が、本格的スキースクールには、 　　スキーの長さぐらいの幅で雪が残っていれば充分だ。 　　コブの中を10人でワンライン、 　　石を踏むことなど恐れもしない（何処か宗教的でさえある）。 　■奥志賀恒例の抽選会で、中西、井上博、宮ちゃん、お美弥が 　　長野電鉄チェーンのホテル・レストランで使える商品券をゲット。 　　が、すんなり自分のものにできるほど、なかにしスキー塾は甘くない。 　　個人の賞品はすべて没収し（宮ちゃんは怪訝そうな顔をしていたが）、 　　あらためて全員でジャンケンをした。 　　自分がゲットしたものも供出する代わりに、ジャンケンで勝てば総取り。 　　ちなみに、この勝負を勝ち抜いたのは宮ちゃん。 　　これからの社会を生き抜くために、このキビシサを知ってほしかったのだよ!? 　■この日の夕食はワインのみ放題＆カニ食い放題。 　　この日で帰った並木、井上博、小林に対して 　　優越感（のようなもの）を感じたのは、私だけではないはずだ。 　　田渕が白ワインの樽をカラにする。 　　が、続いて赤ワインにとりかかる。 　　最後には、ホテルの従業員に「お願いだからもう帰って」 　　と頼まれてしまった。 ===================================================================== ●5/6（休）　「芝生、土手、芝生、土手、…」 　■いよいよＧＷ最終日。 　　部屋の整理をすると、飲みきれなかった酒が出てくる、出てくる。 　　その処分に困っていたら誰かが 　　「それは捨てるか、田渕さん」。 　　なるほど、説得力のあるお言葉です。 　　昨年の流行語大賞に輝いた「キツネか、タヌキか、松浦さん」に 　　なんとなく似てるし、ね。 　　ちなみに、心の中で「キツネか、タヌキか」とつぶやいてからでないと 　　松浦さんの名前が呼べない、という人も多いそうです。 　■最終日のお約束は熊ノ湯ツアー。 　　ゲレンデはガラガラで快適そのもの。 　　…のはずなのに、どうもまともなところを滑りたがらないのは、 　　本格的スキースクールの悲しいサガか。 　　右手は芝生、左手は土手で、ほんの一列だけ残ったコブをしつこく攻める。 　　「芝生、土手、芝生、土手、…」の大合唱を背に、 　　堀田が、高沢が、次々と土手に突き刺さる。 　　閉講式のデモンストレーションでは、よせばいいのにリフト下をくぐって 　　オフピステ？　へ入り、加瀬は見事に芝生の上を滑り（転げ）降りた。 　■中西には、この10日間が一ヶ月にも感じられた（この「つうしん」を 　　読んでるみなさんにも、その長さは十分伝わってるとは思いますが…）。 　　いや、でもね、まだまだ書ききれないことがいっぱいあるような…。 　　来年こそは、あなた自身がライブで体験してください。 ===================================================================== 【２】今年も月山に行くぞっー!! 　■なんだか、最後にオマケのようになりましたが、 　　広告宣伝的には、これが本題です。 　■雪が締まって、驚くほど滑りやすいこの時期の月山。 　　コブのコソ練にも最適です。 　　事実、約20年前、中西も月山でコブの滑りをつかみました。 　　　●　日程：5/31（金）〜6/2（日） 　　　●受講料：40000円（＋消費税） 　　　●　宿泊：ゆきしろ 　　　　　　　　　山形県西村山郡西川町志津　　0237-75-2033 　　　●　定員：10名（宿泊に限りがあります。お申込はお早めに） 　　　●　集合：11時（山形駅までお迎えに行きます。 　　　　　　　　　　　詳しくはお問い合わせを） お申し込み、お問い合わせは、TEL、FAX、Ｅメールで。 ===================================================================== ■この大作（ただ長いだけじゃないか！）にかかりっきりになっていたため、 　オフシーズン企画の具体化や、 　ＧＷに参加してくれたみなさんに「つうしんぼ」を送るのが遅れております。 　今しばらくお待ちください。 ■ちなみに、オフシーズン企画では、「月山キャンプ」の他に 　「谷口勇美雄のテニスキャンプ」「乗鞍サマースキーと手作りソーセージ教室」 　「林間学校（根子岳ハイク）」「さよならザウス・ファイナルレッスン」 　「足慣らし＆ポール・トレin大屋人工スキー場」「初滑りin鹿沢ハイランド」 　等々を予定しております。