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なかにしSKI塾つうしん

タイムリーでもなければ、情報性もなし、オマケに長文、
と三拍子揃った迷惑メールの典型が「なかにしSKI塾つうしん」。
と、そこまで言われてもバックナンバーを読んでみたいという
物好きな人のためのページです。

バックナンバー

 


 なかにしSKI塾つうしん vol.81〜90
 なかにしSKI塾つうしん vol.71〜80
 なかにしSKI塾つうしん vol.51〜60
 なかにしSKI塾つうしん vol.41〜50
 なかにしSKI塾つうしん vol.31〜40
 なかにしSKI塾つうしん vol.21〜30
 なかにしSKI塾つうしん vol.11〜20
 なかにしSKI塾つうしん vol.1〜10


なかにしSKI塾つうしん vol.61〜70
03/11/24
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_/  ◇◆◇ なかにしSKI塾つうしん ◆◇◆ _/
_/   vol.61 _/
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今朝、今年初めて雪が積もりました。
雪はすでに止んでいましたが、
けっこう冷えていて、オオマツ・ツバクロゲレンデでは
昼前まで人工降雪機が動いていました(11/23の事です。
ホントは昨日送るはずだったんですが…)。
今年はなかなか寒くならないのでちょっと心配ですが、
まぁ、早く降ったら降ったで、
肝心のシーズンインのときに暖かくなるんじゃないか、なんて考えたりして、
シーズン前はどっちにしてもヤキモキするもんなんです。

でも、しかーし!
雪がなければないなりにやるのが
パンフレットに謳った「状況対応力」じゃないのか、
なんて、自分で自分に根拠のない気合いを入れ直したところで…。

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
CONTENTS
【1】初滑りがいきなりコブ
【2】「『なかにしスキー塾』はどこへ行くのか?」
    ●『提案する学校』でありたい
    ●やっぱり「裏山雪遊び隊」
    ●「トリビア講座」ってなんだ?
【3】諸連絡!?
    ●お急ぎ下さい!
    ●ボチボチどうぞ!
    ●こんなのもやってます!
    ●これこそ緊急連絡!
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【1】初滑りがいきなりコブ

■柴崎、赤オニ松浦、平田和、黒崎、あけみ丼、武ちゃん、
 中島、津志田(敬称略)の7名が参加(前日に会社でぎっくり腰になって
 ドタキャンした人がいましたが、気をつけましょうね。
 そういう歳なんだから、お互いに)。
 しかし、先月の関西の西の端っこの大屋スキー場と、
 群馬の鹿沢ハイランドでメンバーがダブっているのは
 どういうワケなんでしょうか?
 しかも、武ちゃんは夕方着、津志田さんは翌朝早く帰ってしまうと
 いうことを宿舎のSMAC(SIAの元デモ坂本君のスキー学校です)の
 スタッフに伝えると、「中西さんとこの生徒さんは、
 何しに来るんですか?」と聞かれる始末。
 ま、別にいいじゃないですか、何しに来ても。

■ゲレンデに出てみると、皆さんご存じの通り、ほとんど雪がありません。
 幅10〜15mぐらいの雪の上を(ザウスの片方だけの感じでしょうか)、
 一人ずつ順番に滑っています。
 午後1時開講だったので、メチャ混みではなかった代わりに、
 ゲレンデ(と言うか、雪の道)はコブだらけです。
 とにかく一本滑ってみましたが、足が疲れること、疲れること。
 鹿沢の第一ゲレンデは最大20度、平均13度(公称)の
 なんてことない斜面なのに、かなり足にきます。
 が、二本三本と滑るうちに、みんななかなかいい感じになってきました。
 カービングスキーになって以来、シーズン初めでも
 「うまくターンできるかな」なんて不安はなくなった代わりに、
 内足に乗りすぎたり、カカトばかりを踏んでいても
 気づかないことが多いのですが、コブだとそうはいきません。
 シーズン初っぱなのコブもいいです、意外に。

■夜の部は恒例の「やまめ亭」と鹿沢温泉。
 いろりで焼くイワナ、ヤマメ、牛タン、シイタケに、うどん、そば…、
 動けなくなるぐらい食べました。
 宿に帰り、たまたま居合わせた久慈修デモが加わって飲み直し。
 今回はフィリピーナ細川さんが不参加のため、
 コバルトブルーの酒(昔懐かしい匂い付き消しゴムの薫りがする。
 どういうわけか、久慈修君はこのサケが大好き。vol.42参照)
 はなかったものの、先月の大屋で田渕さん不調のため大量に余っていた
 酒を飲み干し、そろそろ寝ようかと思った12時頃、
 慣れない運転のため疲れて眠っていた(て言うか、普段は
 他人の運転する車の後部座席で着くまで寝ている)中島が満を持して登場。
 中島らしいと言えばもっとも中島らしい行動ではありますが、
 結局、全員2時就寝になってしまいました。

■日曜日は快晴、と思ったのもつかの間、
 元祖「雪女」和美さんと、新「雨女」あけみ丼の揃い踏みなんで、
 良いお天気になるはずもなく、案の定パラパラと雨が降ってきて、
 そのおかげで時間券の人はさっさと帰ってしまい、
 リフト待ちもなく快適(ゲレンデがゲレンデだけに、
 断言はできませんが)に滑れました。
 ま、どんな条件でも雪は雪。
 その感触だけは十分に味わってきました。

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【2】「『なかにしスキー塾』はどこへ行くのか?」

■所信表明て言うか、施政方針て言うか…。
 あっ、別に政治家じゃないから、
 どちらかというと施政じゃなくて「姿勢」方針か。
 ま、どっちにしても一度やってみたかったのですが、
 なかなか機会もないもんで、この場を借りて。

■「なかにしスキー塾」は今シーズンで秘かに5周年を迎えます。
 いや、別に隠してたわけじゃなく堂々と迎えればいいのだけれど、
 だからと言って、何があるわけでもないんもんで、それはそれとして、
 開校以来4シーズン(正確にはもうちょっと前のナイスク時代から)、
 ずっと目指してきたものがあります。
 それは、
 「『提案する学校』でありたい」
 ということ。

■この点では、ささやかながらそれなりの結果は残してきたと、
 自分では思っています。
 集中的にコブを練習する講座で、
 今までコブを避けて通っていた「湯のまらー」達を
 コブ斜面に引っ張り込みました。
 大野センセを連れてきて、
 コブを滑る技術に関してモーグルは特殊なもんじゃないんだ、
 とわかってもらいました。
 モーグル講座をキッカケに、川場へ習いに行く人も出てきました。
 スクォール(は、未だ浸透してるとは言えませんが…)やスノーシューも
 体験してもらいました。木若さんや赤オニ松浦さんは、
 さっそくスノーシューを購入しました。
 クロカンで朝の散歩をしました。
 武富さんは、コース初日の午前中、ゲレンデスキーをせずに、
 菅平湿原の中を歩き回ってました。
 テレマークスキーは、もっともっと力を入れていきます。
 今季は、レンタルを常備します。
 テレマークのコースだけでなく、他の講座でも利用していくつもりです。

■さて、今季は(て言うか、昨季も、多分来季もそれ以降も)、
 「ゲレンデ外のスキー」
 が、主力講座になっています。
 パンフレットを見ていただいても、
 2月後半のARAIに始まり、ヘリスキー、ゲレンデガイだド、志賀ツアー、
 スノーシュー&山スキー、月山1、針ノ木雪渓ツアー、立山ツアーと、
 その手の企画が目白押しです。
 スノーシューや山スキーだけでなく、
 リフトはもちろん、ヘリコプターまで使って、
 それぞれのスキー技術や体力に応じたオフピステを楽しみましょう。

■幸い、菅平近辺は真冬でも天候が安定している方です。
 ということは、雑誌に載っているような
 とてつもない深雪に巡り会う確率は低いものの、
 誰でも気軽に安全に(もちろん、絶対ではありませんが)、
 雪山を楽しむキッカケ作りには最適です。
 まさに、昨年服部さんが名付けてくれた
 「裏山雪遊び隊」
 の表現がピッタリです。

■「どんな条件・状況でも滑れるように」
 を目指して、シーズン前半の講座も考え直しました。
 これも幸か不幸か、なかにしスキー塾には、
 不特定多数の方が参加されるているわけではありません。
 対象となる生徒さん像がはっきりしています。
 どうして戸塚さんはパウダーを滑れないんだ?
 整地では力強い並木さんが悪雪になるともろいのはなぜ?
 オフピステをリズムよく滑ってくる幸ちゃんがいきなりパタンと転ぶのは?
 そんなことを頭に思い描きながら、スペシャルプログラムを作りました。
 結果、「カービング」と名のつく講座はなくしました。
 カービングの運動要素を身につけることは、
 さまざまな斜面や雪質を滑るためにも大切ですが、
 ほぼ100%カービングスキーを使うようになった今、
 カービングターンそのものを突き詰めていくよりも、
 もっと大事なことがあるんじゃないか、と思ったからです。

■お正月には「トリビア講座」をやります。
 ただ「トリビアの泉」が流行ってるから、
 という理由だけでつけたネーミングですが、
 ホントはちょっとぐらい深い意味のある講座なんです。
 スキー学校に入校する人の多くは、
 技術の上達(もちろん、安全に、という大前提の上で)を目的にしています。
 だから、ごく一般にいい学校とかいい先生とか
 言われているレッスンでは、
 この感覚をつかむために、この練習をしましょう、となるわけです。
 つまり、上達の効率を優先してメニューを組むのですが、
 別にそうじゃなくてもいいんじゃないの? というのがこの講座の趣旨です。
 なんの役に立つかわからないけど、こんな風に滑ったら面白かった、
 それでもいいんじゃないですか?
 練習の意味だのつながりだの考えずに、滑りたいように滑る。
 でも、一人じゃ恥ずかしいこともあるからみんなでやろう、ということです。

■私は、競争したり勝負したりすることは大好きですが、
 はっきり言って検定はキライです。
 検定が励みになってもっと熱中できる、という面も完全否定はしませんが、
 そんなもんがなくても楽しいことはいっぱいあると思うのです。
 スキーが上手くなればもっと面白くなります。
 が、今の技術だって、面白いことはいくらでもあります。
 上手くなりに、というだけじゃなく、
 面白いことを探しに来る人、待ってます。

■あんまりしつこいと「提案する学校」が
 「洗脳する学校」になってしまいそうなんで、この辺にしときます。
 ただでさえ、久慈修デモに「『なかにしスキー塾』っていったい何なんだ?」
 と言われているのに、ますます奇人変人の集まりになりそうだし…。
 とにかく、皆様の、賛同、批判、ご意見、ご要望、
 その他諸々、お待ちしとります。

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【3】諸連絡!?

 ●お急ぎ下さい!

 ◆「11月中の『振興券』購入」
   →11月末日までに10万円分以上お振り込みいただいた方に、
   5000円チケット1枚プレゼント(つまり、2万円分もお得!)。
   今シーズンは「つうしん」には書けない諸事情!? により、
   「振興券」の現地販売はできません。どうせ振り込むなら、
   11月中が断然おトクです。

 ●ボチボチどうぞ!

 ◆「コケの一念割引」
   →4期以上まとめて申し込んでくれたら、4期目で5000円割引します。
   別に申込期限はありません。
   スケジュールを調整して「まとめ申し込み」をしましょう。
   (1期ずつ申し込んだってけっしてソンするワケじゃないけれど…)

 ●こんなのもやってます!

 ◆「新人歓迎、ちょっとだけえこひいき」
   →初参加の方に、振興券5000円分プレゼント+開講前の1時間無料レッスン

 ◆「リフト券共同購入制度」
   →今季から受講料にリフト代は含まれませんが
    (これも「つうしん」には書けない深ーい事情による)、
    受付時に1日券を3000円で購入できます。
    また、1/5〜9、毎週木曜日(1/1は除く)、60歳以上の方、
    小学生以下の子供さんはもっと安くなります。お問い合わせ下さい。
    第3日曜日は小学生以下無料です。

 ◆「個別指導塾」
   →コース初日の午前中に教師指名OKのプライベートレッスン。
    もちろん、ナカニシもやります。
    受講料は6300円/2hで、2名以上のグループでも追加料金なし
    テレマークスキーやスクォールのレッスンもOKです。

 ●これこそ緊急連絡!

■11/29(土)〜30(日)に予定していた「志賀初滑り1期」は、
 ゲレンデコンディションがよくないめホテルがクローズ、ということで
 涙を飲んで中止させていただきます。
 が、しかし、どうしてもその週に滑りたいんだ! という強い意志をお持ちの方、
 鹿沢は○○研修会が入ってるそうなんでパスですが、
 立山はなんとか滑れそうです。丸沼もいけるかもしれません。
 ご相談下さい。
 なお、「志賀初滑り2期」以降は予定通りやります。
 元祖雪女、和美さんを動員してでも雪を降らせますので(ウソ)、
 安心して!? お申し込み下さい。


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03/12/10
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_/  ◇◆◇ なかにしSKI塾つうしん ◆◇◆ _/
_/   vol.62 _/
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昨日、雪が降りました!
ほんの10cm足らずですが、気温が低いので
道の雪も消えずに残っています。
降雪作業も急ピッチで進み、
オオマツは今週末からクワッドと第3ペアが動きます。

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
CONTENTS
【1】逆境に強い!?
【2】「『なかにしスキー塾』はどこへ行くのか?」(後編)
【3】筑波の山本さん、特別寄稿
【4】急募!!
【5】HEADスキーお買い得情報
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

【1】逆境に強い!?

■志賀初滑り1期は、あけみ丼の緊急提案により、丸沼で開講しました。
 志賀初滑り2期は、湯の丸でやりました。
 この機動力というかゲリラ性というか、そんなものも
 「なかにしスキー塾」のウリになるでしょうかねぇ。

■丸沼は、もともと志賀に申し込んでた柴崎さん、ぎっくり腰の治った野呂さん、
 仕事で鹿沢に来られなかった細川さんがこの指にとまり、
 丸沼プロスキースクールの高橋校長のロッジで開講することになりました
 (別にSIAの学校を道場破りにまわってるワケではないのですが…)。
 土曜日は小雨模様の天気ながら(新雨女のあけみ丼がいるので、
 当然といえば当然の天気なんでしょうが)、リフト2本が稼働しており、
 リフト待ちもたいしたことはなく、バーンもそこそこの広さがありました。
 ところが、土曜日の夜に大雨が降って、日曜日はリフト1本だけになり、
 30分待ちのメチャ混みになってしまいました(バスでの送迎を始めたため、
 少しは解消されましたが)。

■湯の丸には、すっかり山スキーヤーに変身した木若さん、
 どんな斜面や雪質でも自在に滑ることを夢見る!?
 戸塚さんと増渕さんが参加してくれました。
 こちらも土曜日は、天気イマイチのおかげでリフト待ちもありませんでしたが、
 日曜日は湯の丸ではめったに見られないリフト10分待ちに加え、
 1日中GWの早朝並みのアイスバーンという条件でした。

■でも、しかーし、
 逆境に強い(って言うか、条件がいいとロクになにもしない!?)ナカニシは、
 丸沼でも湯の丸でも、普段では見られないような良いレッスンをした、
 と少なくとも自分では思ってます。
 微に入り細に入ったレッスン(フツーのスキー学校は
 普段からこうなのかも?)ができた、と…。
 斜面が限られていたおかげで、じっくりとポジションや
 ターンの切り換えの動きをチェックできました。
 もちろん、思い切り滑れた方がキモチいいには違いないけれど、
 たまにはこんな時もあってもいいのかなぁ、
 なんて思った初滑りコースでした。

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【2】「『なかにしスキー塾』はどこへ行くのか?」(後編)

■別に後編って言うほどのもんでもないのだけど、
 前号の記事になかなかの反響があったので、調子に乗って…。

■イソップの「アリとキリギリス」のお話しは知ってますよね。
 あの結末は、日本ではアリさんがかわいそうなキリギリスさんに
 エサを分けてやって助けてあげた、という美談仕立てになっており、
 その他の国々では餓死したキリギリスさんをアリさんが食べてしまった、
 となってるそうですが、この際そんなことはどちらでもよろしい。

■問題は、キリギリスさんの「生き様」です。
 夏の間、歌って踊ってとことん人生を楽しんだキリギリスさん、
 いいじゃないですか、それで。
 ただひとつ、キリギリスさんの行動に問題があるとすれば、
 自分が歌って踊ったときに、一銭のお金も取らなかったことです。

■いいですか、幸ちゃん。
 誘われるままにカラオケに行くのはなんも問題ありません。
 でも、あれだけの歌と踊りです。
 タダで見せてはいけません。
 ましてやカラオケ代を払うなんて、もってのほか!
 (っと、話が脱線してしまいました)

■というワケで、
 「なかにしスキー塾」のパンフレットに載っている各講座は、
 すべて私が、ただただ個人的にやりたいことです。
 雪がなくなってアリさんに食べ物を分けてもらいに行く
 わけにもいかないので、みんなを巻き込んでやろうとしてるだけです。
 でも、ホントに自分がやりたいことだけやってるから
 ハンパじゃなくやれるんです。

■と、ここまで書いたところで、
 宅急便でテレマーク用のブーツとビンディングが届きました。
 これを使ってのレッスンも楽しみです。
 「今年こそ、テレマーク」講座だけではなく、
 「バランストレ専科」でも使います。
 テレマーク姿勢で滑らなくても、格好のバランス練習になるからです。
 土曜日の午前中を利用する「個別指導塾」でも対応できます。
 どしどし試してみてください。

■今シーズンは、新しいスタッフがさらに1名加わります
 (二瓶桂輔 23才、ところで経営は大丈夫か?)。
 みんな若くてイキのいい連中(私を含む若干2名を除く)ばかりです。
 今季は「勉強のシーズン」にしたいと思ってます。
 雪上の技術や指導法はもちろんですが、
 それを裏付ける理論もじっくり学びたいと思ってます。
 これはいわゆるスタッフ教育ではありません。
 若い先生をダシにして、自分が勉強し直すためです。
 経験や慣れや踏んだ場数だけで、いつまでも勝負しきれるもんじゃないけど、
 ひとりじゃなかなか続かないですから。

■てな具合に、「なかにしスキー塾」はあくまで自己中心的ですが、
 私は別にそれが悪いとは思いません。
 それどころか、とことん「自己中」を極めようと企んでいるのです。

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【3】筑波の山本さん、特別寄稿

■ずいぶん前から春以降は山スキーを楽しんでいた筑波の山本さんが、
 前号の「つうしん」を読んで山スキーとスキーツアーについて
 ご自分で書かれたPDFファイルを送ってきてくれました。
 ご了解を得たので(たとえ得られなくても!?)
 近日中に(すいません)HPにアップしておきます。
 「裏山雪遊び隊」よりは、かなり本格的な山スキーの記述ですが、
 ぜひぜひご一読下さい。

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【4】急募!!

■一時は鹿沢や湯の丸へのジプシーレッスンも半ば覚悟していた
 「開幕祭」ですが、冒頭にも書いたとおりオオマツのクワッドが動くので、
 それなりの急斜面も滑れます。
 おやっさん、ポン太君、某ML上だけでなく、
 「なかにしスキー塾」にも至急連絡を乞う。
 ちなみに、彼らを乗せてきてくれる人も募集中。

 ◆開幕祭
     日時:12/13(土)〜14(日)
    受講料:なんと15,750円!!!!

  これに来ないとシーズンが始まらないコアな(「なかにしスキー塾に
  コアじゃない生徒さんが果たしているか、という問題はさておき)
  スキーヤーが増加中。
  夕食はいっそのこと六角堂で、ということになりました。
  これまで、どこまでがミーティングでどこからが飲み会か、
  区別がつかない状態でしたが、さらに夕食まで一緒くたになりました。
  今年は参加者の皆様の持ち寄り賞品によるジャンケン大会を計画中。
  「なかにしスキー塾」Tシャツ以外の賞品もゲットするチャンスあり。
  ご家庭でご不要なものがございましたら、どしどしお持ちよりください。
  ただし、希望者がない場合には再び「お持ち帰り」になる場合もございます。
  また、何も持ってこないからといって、仲間はずれにはしませんが、
  なんらか、差別される場合もないとは言い切れないので、
  あらかじめご了承下さい!?


 ◆年末年始コースについて

  年末年始に参加を検討されていながら、
  「まだ大丈夫だろう」とタカをくくっていらっしゃる皆様、
  その読みは概ね当たっていますが、
  ホテルの部屋のほうがかなり埋まってきてます。
  最悪、泊まるところがないからお断りしなくてはならない場合も
  出てくるかもしれないので、お早めにお申し込み下さい。

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【5】HEADスキーお買い得情報

■菅平スキーハウスさん(天狗ゲレンデ下のスキーショップ)で
 '03モデルのHEADスキーが特価販売されてます。
 iC160の156cmと163cmがビンディング(SLD11 RAIL FLEX)付で
 49800円!!(消費税別)。
 ちなみに、私も今シーズンiC160の163cmを履きます。
 コブや荒れた斜面での操作性が高いのが、なんたって気に入ってます。
 今シーズンの板を探してる人は、
 「なかにしスキー塾」までお問い合わせ下さい。


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04/01/15
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_/  ◇◆◇ なかにしSKI塾つうしん ◆◇◆ _/
_/   vol.63 _/
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明けましておめでとうございます。
って言ってもいいですよね、ギリギリ。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

雪女和美さんから申し込みのメールが届いた一昨夜から
菅平は大雪になり(どうしても和美さんと結びつけたいらしい)、
中西宅の前の道が雪で埋もれてしまいました。
朝6:30に子供たちを送りに出ようとして車がスタック、
しかしながら、たまたまパインビークスキー場の除雪車が通りかかり、
なんとか引っ張り出してもらいました(どこまでも悪運の強いナカニシです)。
その後、VANスクエアから除雪車を借り、
慣れない運転に苦労しながらも、なんとか道は開通しました。
朝8時までで、すでに一日を過ごしたような気になりましたが、
それと引き換えにゲレンデコンディションはサイコーになりました。

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CONTENTS
【1】なかにしスキー塾のお正月
【2】スキーの日
【3】「高橋ヒデ講座」「本間綾美講座」ようやく決定!!
【4】テレマークレッスン、始動
【5】アルペンコースがコブ斜面に
【6】今週末、生徒さん急募!
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【1】なかにしスキー塾のお正月

■昨年の年越し期では「おしるこ」をみんなに振る舞おうと計画しましたが、
 ひとりの子が「ボク、あんこキライ」と言い出すと、
 次々に「私も嫌い」「ボクも…」てなぐあいで、
 結局自宅に帰ってから食べるハメになりました。
■今年は他の人が絶対にお参りにこない神社への初詣を企画。
 その神社はウチのすぐ裏にあって鳥居と小さな祠があるだけなんだけど、
 冬場は除雪しないためにクロカンのスキーやスノーシューを履かないと
 入っていけないのです。
■いつもながら参加者の年齢層が高いため、
 夜が更けるに連れて一人減り、二人減りと減っていきましたが、
 赤オニさんとイロモノ好きの服部さんが残り、
 除夜の鐘が鳴る頃に先生達と一緒に出発しました。
■人のウチの庭や畑を突っ切り、約10分で到着。
 お参りをし、お賽銭をあげ、御神酒をいただいて
 (一升瓶を持っていっただけですが)帰ってきました。
■次の朝、レッスンに遅刻しそうになった服部さんは
 運良くナカニシの車に拾われ、赤オニさんにはコブの神様がつき、
 確かに御利益はあったようです。

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【2】スキーの日

■1月12日が「スキーの日」って知ってましたか?
 年間100日以上滑る私や、90日滑る宮田さんや、
 70日滑る赤オニさんにとっては、ほぼ毎日が「スキーの日」なワケで、
 当日はすっかり忘れていましたが、
 1911年のまさに1月12日、レルヒ少佐が上越は高田で
 「スキーを履きなさい」と命じ、日本のスキーの歴史は始まったわけです。
■あの時、レルヒ少佐さえ来なければ、
 中西家はもっと金持ちになっていたに違いない、
 と私の妻は思っているかも知れません。
 富士フイルムの赤オニさんの上司は、
 もっと生産性が上がったと思っていることでしょう。
 魔女軍団の親御さんたちは、「ウチの娘も嫁に行ったのに…」
 と、きっと恨んでいます。
 悲喜こもごも、人それぞれの「スキーの日」でした。

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【3】「高橋ヒデ講座」「本間綾美講座」ようやく決定!!

■今季の「高橋ヒデ講座」は2/7(土)〜8(日)に、
 「本間綾美講座」は3/20(祝)〜21(日)に、決定しました。

■高橋ヒデは1/31〜2/1に来る、というウワサが一部で流れましたが
 (て言うか、ナカニシが流しましたが)、本人の気まぐれ!? により
 日程が変更になったことをお詫びしてお知らせします。

■昨年の「本間綾美講座」は途中で日程が変更になりご迷惑をおかけしました。
 今年は、本人もt.A.T.uを見てドタキャンはいけないと深く反省しており、
 そのようなことはないと思います。

■いずれの講座も定員は10名です。
 お早めにお申し込みください。

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【4】テレマークレッスン、始動

■今季「なかにしスキー塾」の設備投資の目玉である
 レンタル用のテレマークスキーセットのビンディングの取り付けが
 ようやく完了し、第5期からレッスンに利用し始めました。
 その効果は、ウェブサイトの「スキー塾横丁」にプロジェクトXさんが
 書いてくださってる通りです。
 ところで、雪女和美さんは、プロジェクトXさんにより
 「テレマークの女王」と命名されました。
 みなさんも、ぜひ体感してください。

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【5】アルペンコースがコブ斜面に

■アルペンコースと言われてもピンと来ない方が多いと思いますが、
 オオマツスキー場のクワッドリフトの左手にある尾根上の斜面のことです。
 「急斜面攻略」の講座で、何本もノンストップでショートターンを
 やらされた思い出のある人も多いでしょう。
 従来のコブ斜面、チャレンジコースは、
 その名の通り挑戦しがいのあるコースには違いないですが、
 ちょっとプレッシャーがかかりすぎて練習にはキツイものもありました。
 こちらは斜度的にもちょうどよく、
 クワッドリフトを利用できるので、練習効率も上がります。
 今月末から、コブ道場のコースが始まります。
 ふるってご参加ください。

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【6】今週末、生徒さん急募!

■今週末は、大変空いてます。
 て言うか、参加者は浜松の河合さんお一人です。
 (大丈夫か!? なかにしスキー塾)
 今季のスキー場は、ずっと空いてます。
 年末年始もヘーキで大まわりのレッスンができました。
 (大丈夫か!? パインビークスキー場)
 ナカニシとマンツーマンのレッスンで、
 しかもガラガラのゲレンデとくると、
 また足が痙攣するかも知れません。
 まだ今週末の予定が決まってない方、
 河合さんを救うためにも、急なお申し込みお待ちしとります。


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04/01/20
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_/  ◇◆◇ なかにしSKI塾つうしん ◆◇◆ _/
_/   vol.64 _/
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こんにちは!
1ヶ月もご無沙汰のこともあるのに、
1週間も経たない間にvol.64です。
なぜって?
都合があるんです、私にも。

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CONTENTS
【1】「本間綾美ワンデイクリニック」安易に開催決定!
【2】お詫びとお知らせ
【3】ついでに宣伝
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【1】「本間綾美ワンデイクリニック」安易に開催決定!

■一昨日、本間綾美からTELがありました。
  あやみん「やっぱり2/11のスケジュールが空いちゃったんです。
       なにかお仕事ないですか?」
  ナカニシ「祝日って言っても、水曜日だしなぁ…」
  あやみん「修学旅行のお手伝いでもなんでもします」
  ナカニシ「じゃぁ、なんかコースでも作るか」

■というわけで、毎度のことながら「本間綾美ワンデイクリニック」
 安易に開催決定!

 ●本間綾美ワンデイクリニック
     2/11(祝)           9,450円(宿泊なし)
                   14,700円(夕食なし前泊付)
                   16,800円(夕食付前泊付)
   本公演前の追加公演と言うか、
   サワリを見せて前景気を煽る番宣と言うか、
   とにもかくにもあやみんに教わるチャンスが増えた! ってこと。
   もちろん、フレックス5期に参加しての受講(1泊2日25,200円より)は、
   さらに歓迎(2/11以外はナカニシが担当します。誰ですか?
   ついでに受けてやるか、なんて言ってるのは!)

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【2】お詫びとお知らせ

■その1
 「なかにしスキー塾」公式サイト(非公式なのがあるかどうか知りませんが)を
 ちょこっとだけ更新しました。
 で、「つうしん」vol.62でお知らせしておいた、
 筑波の山本さんが寄稿してくれた
 「山スキー」についての原稿をようやくアップしました。
 山本さん並びにお待ちいただいた読者の方に深くお詫びし、
 あらためて皆様にお知らせいたします。

■その2
 ブラボースキーの大和田さん、昨年の10月30日から頼まれていた
  http://www.BravoSki.com
 ようやくリンク集に加えました。

 ついでにスパイダーの芳沢さん、日本のページに変更しときました。
  http://www.spyder-jp.com/

 さらに、あやみんのページhttp://www.flead.com/ayami/も加えました。

■その3
 プロジェクトXこと江上さんのサイトが更新されました。
  http://www5.ocn.ne.jp/~sdaegami/
 「なかにしスキー塾」のページもあります。
 ただし、その中で紹介されている宿舎は「VANスクエアガーデン」ではなく、
 「ヴィラフリータイム」の間違いです。
 江上さんになりかわり!? お詫びして訂正させていただきます。

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【3】ついでに宣伝

■先号で週末の生徒さんを募集したらお申し込みが3倍になったので
 (1名→3名)味をしめて、
 今週末は、
 ●闘う! ポール講座
   ショートポールを徹底活用して「まわす」「滑らせる」の基本を反復練習。
   実力どアップ、間違いなし。

■今のところ、お申し込みは浜松の河合さんお一人(先週もそうだっけ)です。
 赤オニさんが木曜日まで保留中です。
 いずれにせよ、華になれる生徒さん!? 募集中。

■以下の集客は心配してませんが、念のため。

 ●高橋秀典スペシャル
     2/7(土)〜8(日)      27,300円
   シーズン一度きりのスペシャル講座にヒデが全力投球。
   売るものがスキーから車に変わっても、
   そのレッスンの楽しさは永遠に不滅です。12期に併設

 ●本間綾美講座
     3/20(祝)〜21(日)      27,300円
   ♪かわいいフリしてあの娘、わりとやるもんだねと…。
   わりと、なんてもんじゃありません。
   国際技術選3連覇の、あの、あやみんですよ。
   限定10名の特別レッスンは早い者勝ちっ! 18期に併設


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04/04/07
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_/  ◇◆◇ なかにしSKI塾つうしん ◆◇◆ _/
_/   vol.65 _/
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ごく一部のマニアな方々、たいへんお待たせいたしました。
天災と「つうしん」は忘れた頃にやってくる。
前回の「つうしん」を配信してから、なんと78日。
世間一般では、すでにスキーシーズンも終わったかのような
(元来しつこい性格のナカニシは、まだまだシーズン真っ盛りですが…)
春うららかな今日この頃、いかがお過ごしですか?

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
CONTENTS
【1】ドラマティック「なかにしスキー塾」
【2】パウダーランは「夢芝居」
【3】「あけみ返し」と「SACHIKOの木」
【4】ビデオは見ていた! 善人武ちゃんの本性
【5】パウダー・ジャンキーたちの生態
【6】「月山キャンプ1」カケコミ申し込み受付中!
【7】ガンバレ! 安藤&福井両センセ
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

【1】ドラマティック「なかにしスキー塾」

■「ARAI、ARAI、ARAI、根子岳、休み、根子岳と、
 この一週間、まったくゲレンデを滑ってないナカニシです。
 あっ、ARAIは一応ゲレンデか」

■「つうしん vol.65」のメモが残っていました。
 思えば、ARAI報告の「つうしん」を出そうとして、
 ここまで書いたときにちょうど久慈直子デモが到着したために中断し、
 その後、執行さんの復活(HEAD&SPYDERが当たる抽選箱も
 第2号が完成しました!)と引き換えに、38度の熱に倒れたのでした
 (執行さんと発熱の因果関係はわかりませんが、私が生涯で38度を超える熱を
 3回出したうち、2回まで菅平には執行さんの姿がありました)。

■というわけで、今回の「つうしん」は、
 図らずも菅平で開講の今季を振り返るという趣になりましたが、
 なにせいろんな事が起こる「なかにしスキー塾」。
 今となっては、全てを網羅することはムリ。
 私の記憶に頼るとかなり偏った記録になりそうなので、
 書き忘れたこと、漏らしたこと、
 「もっとこんな面白いこともあったじゃないか」なんて、
 どしどしご連絡ください。
 早急に追加・訂正版を発行したいと思います(いらん、てか?)。

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【2】パウダーランは「夢芝居」

■「♪稽古不足を幕は待たない 恋はいつでも初舞台」。

■そうなんです。ヒザ下の軽い雪で下地がしっかり圧雪されているバーンから
 段階的に練習していけば、パウダーなんて、ちっとも難しくはない。
 誰だって、底なしの新雪を滑れるようになります。
 でも、現実はいつも「いきなり」やってきます。
 雪は、そうそう都合よくは降ってくれない。
 パウダーランは、いつも「本番」なんです。

■さて、今年もARAIに行って来ました。
 ARAIレギュラーのタコ焼き武ちゃん、さっちゃんと初田さんに加え、
 ムリヤリ休みをもぎ取ったあけみ丼、冬はARAIに住んでいる勘村さん
 (この人は金沢大学で私の2年後輩で、剣道部だったそうで、
 ということはほとんど授業に出てなかった私も体育館の前や部室の横あたりで
 すれ違ってる可能性が非常に高く、トーゼン「第七ギョーザ」や
 「ターバンカレー」もご存知で、でも今どうやって生活しているかは
 依然としてナゾに包まれたままです)、雪が降ったと聞いて1日だけ駆けつけた
 赤オニさんの6人が参加してくれました。
 気温が高めだったせいで、昨年ほどの雪質ではありませんでしたが、
 初日と最終日にパウダーを楽しめました。

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【3】「あけみ返し」と「SACHIKOの木」

■ほぼ山全体がパウダースポットのARAIのメインは
 クワッド横の船石沢ですが、ここは目立つだけあって、
 真っ先にターゲットにされます。
 そこでオススメは、ARAIロコの間で「北斜」と呼ばれているところ。
 ここは、ゲレンデマップにもコース名が出てないし、入口がわかりにくいので
 人があまり入らない上に、その名の通り北斜面なので、
 時間が経っても雪質がいいんです(私はこの場所を誰に教わった
 わけでもありませんが、こういうところは鼻が効くんです)。
 私達は、船石沢を数本楽しんだ後、「北斜」へ行ってビデオを撮りました。
 ここで、オフピステ大好きのあけみ丼、
 どんな斜面、雪質でもソコソコこなしてくる彼女が、
 一番条件のいいこの斜面へ来るたびに転ぶんです。
 私達は、同じARAIの超急斜面「マムシガエシ」に倣って、
 この斜面を「あけみ返し」と名付けました。
 勘村さんが、この名をARAIロコの間で広めてくれてます。
 来年あたり、ゴンドラに乗り合わせた「いかにも」な人の口から
 「昨日の『あけみ返し』はサイコーだったよな」
 なんて会話が聞けるかも知れません。

■さて、転んだあけみ丼の横を快調に滑り降りたさっちゃん。
 あろうことか、斜め下の小さな木のほうへ向かって行くではありませんか!
 ほとんどスピードを緩めることなく、
 その木に真っ向勝負を挑んださっちゃんは、
 まるでスタン・ハンセンのウエスタンラリアットを喰らったようなカタチで転倒。
 私達はその木を「SACHIKOの木」と名付けました。
 その時さっちゃんは「あけみ返し」に着くまでのトラバースで大汗をかいており、
 自慢のファン付ゴーグルも役に立たないほど曇っていて、
 目の前がなんにも見えなかったそうです。
 そんな状態で滑るか、フツー!

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【4】ビデオは見ていた! 善人武ちゃんの本性

■やはり転んでいるあけみ丼の横へ滑ってきた武ちゃん
 「大丈夫ですか?」と声をかけて通り過ぎたと言います。
 が、その夜のビデオミーティングでよくよく聞き耳を立てると、
 どう聞いても「大丈夫ですか?」とは聞こえない。
 何度もビデオを巻き戻して検証してみても
 「Hey! Hey! Hey!!」としか聞こえないんです。
 ARAIに来ると、むき出しの人間が見られます。

=====================================================================

【5】パウダー・ジャンキーたちの生態

■パウダーを滑るためにARAIに住み着いた人達がいます。
 雪が降った朝、彼らはファーストトラックをものにするために、
 ゴンドラ乗り場にやって来ます。
 が、一番前に並べばいいというものではない。
 一番の人はゴンドラの奥へ詰めなくてはならないので、
 ゴンドラから降りるときに不利なのです。
 ゴンドラから一番に飛び出すために、
 「1番ゴンドラの8番目に乗る」
 彼らはいつもこれを目指します。

■ゴンドラ降り場では、
 「ゴムマットの上でスキーを履き」ます。
 雪の上に出てしまうと、ブーツの裏に雪が付いてスキーを履くのに手間取り、
 次に乗るクワッドリフトの先陣争いに負けるからです。
 片足だけスキーを履いてリフト乗り場に滑り込むツワモノもいます。
 装着にもたつくボーダーは、ここでは相手になりません。

■彼らはシーズン券を持っていますが、パウダーのときしか滑りません。
 一日中雪が降り続いていない限りは、
 「雪質のいい午前中だけノンストップで滑りまくり」
 「とっとと帰って明日に備え」ます。
 下の斜面はつまらないので、
 「ゴンドラに乗って降りてくる」やつもいます。
 「スキー場でお金を使うようなことはしません」
 1シーズンいても、ゲレンデのレストランには
 一度も足を踏み入れないやつもいます。

■宿へ帰ると(1泊3000円の「ARAI3000」など)、仲間と情報交換しますが、
 「もちろんホンネでは喋りません」
 この次降ったときに出し抜かれるのがオチだからです。

■あなたもパウダーにはまってみますか?

=====================================================================

■いやぁ、「パウダー三昧かも? in ARAI」といえば、
 まだ2月中旬の事じゃないですか!
 「ヘリスキー」だの、「ゲレンデガイだド」だの、「志賀ツアー」だの、
 「感謝祭」だの、全部書いてたらどんな長さになるかわかりません。
 というわけで、それらは次号にまわします。
 で、お知らせだけ。

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【6】「月山キャンプ1」カケコミ申し込み受付中!

 ●この時期の月山でしか味わえない大斜面のロングターン、
  ブナ林のツリーラン。今年は湯殿山ツアーにもぜひチャレンジしたい
    4/10(土)〜12(月)   42,000円

■いよいよ今週末に迫ってきましたが、申し込みまだ間に合います。
 志麻姐こと南方さんは、さっき申し込んできました
 (しかも土日の2日間だけで)。
 天気もそこそこよさそうです。
 メール、TEL待ってます。

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【7】ガンバレ! 安藤&福井両センセ

■斑尾高原でSIAフェスティバルをやってます。
 そこでスキー教師選手権&デモンストレーター選考会をやってますが、
 前半2日間のスキー教師選手権で
 オーストリアスキー教室菅平の安藤センセが6位入賞しました!!
 これはかなりスゴイことですよ。
 福井センセも15位でがんばってます。
 後半のデモンストレーター選考会も、ぜひがんばって欲しいものです。
 その日の結果は下記のページで見られます。
  http://www.sia-japan.or.jp/result/
 みなさんもぜひ応援してあげてください。


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04/04/08
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_/  ◇◆◇ なかにしSKI塾つうしん ◆◇◆ _/
_/   vol.66 _/
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続きです。
昨日の今日じゃ2回に分けた意味がないじゃないか、って?
ま、気は心って言うか…。

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
CONTENTS
【1】そうは問屋が卸さない  −ヘリで行く根子岳−
【2】本当は教えたくなかった  −ゲレンデガイだド講座−
【3】「偏向なる精神は健全な肉体に宿る」
     −志賀クラシックツアーコースを行く−
【4】決死のヘリスキー  −感謝祭−
【5】なんと、あけみ丼V2!
   赤オニ松浦ついにSPYDERウェア獲得!
【6】お買い得スキー情報
【7】HEADスキー2005モデルのご注文は「なかにしスキー塾」へ
【8】まだまだ滑り足りない方へ
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

【1】そうは問屋が卸さない  −ヘリで行く根子岳−

■「そうは問屋が卸さない。不倫の子だって堕ろせない」
 なんて、若い頃は書いてましたが、さすがにこの年になっては書けません。
 昨年根子岳山スキーで非難小屋までしか登れなかった
 プロジェクトX江上さんが、ポロッと漏らした
 「来年はヘリで行こ」の一言から生まれたこの企画。
 責任をとった!? 江上さんと戸塚さん、増渕さんが参加してくれました。

■ヘリポートから山頂まで歩き(これは10分ほどなので楽勝)、
 そこから四阿山へ向かって滑り降ります。
 スタートは、狭い尾根から大きな岩の前の急斜面をトラバースします。
 コイツがなかなかスリルがあります。
 ちなみに、ナカニシは後日ここで撮影をし、
 トラバースではなく下へ向かって滑りました
 (その時の写真は、そのうちお見せします)。

■ゴツゴツした岩の前を通り過ぎると、イッキに大斜面が広がります。
 2日ほど前にナカニシが下見に滑った以外のシュプールは、まったくありません。
 シーズン中にナカニシはこの斜面を4回、
 戸塚さんと増渕さんは感謝祭を含めて2回滑りましたが、
 おそらくこれが今シーズンの最多滑降記録だと思います。
 それほど誰も来ない斜面です。
 だだっ広い斜面に、たった4人で好きなように(けっして思い通り、
 ではないかも知れませんが…)シュプールを描いてきました。
 前号にも記した通り、バックカントリーのスキーは「夢芝居」
 ですよね、戸塚さん、増渕さん。

 ♪稽古不足を 幕は待たない 恋はいつでも初舞台

■行きはよいよい、帰りは怖い、のが、このコースの難点。
 滑った分だけ登り返さなければなりません。
 ここでは、登りに慣れた戸塚さん、増渕さんはスイスイ、
 滑りはスイスイだった江上さんは四苦八苦と、立場は逆転。

■だいたい、ヘリで登って滑るだけなら楽勝! なんて、甘い、甘ーい、甘すぎる。
 ナカニシがそんな企画を作るわけがないじゃないですか。

■山頂まで戻った後もヘリスキーのコースは滑らずに、
 横の沢や牧場の斜面を滑って奧ダボスまで戻ってきました。
 こんなヘリスキーが許されるのは、
 今のところ「なかにしスキー塾」の企画だけです。

=====================================================================

【2】本当は教えたくなかった  −ゲレンデガイだド講座−

■「ゲレンデガイだド講座」。このネーミング、個人的には気に入ってます。
 が、わかりにくいですね。「オフピステ体験講座」かなんかにすれば、
 もっと人が集まるんでしょうが、私の美意識!? が許さないんです。

■昨年は、この手の講座ではお馴染みのあけみ丼と
 突然バックカントリーに目覚めた木若さんが参加してくれて、
 鹿沢でヒザ上のパウダーを当てました。
 今年は、この二人に加えてパウダーおやじ初田さんと戸塚さんも参戦!?
 初日は湯の丸山から鹿沢、二日目は池の平を攻めました。

■この週末はけっこう強い冬型で、ときおり前が見えなくなるほど吹雪きました。
 湯の丸山頂は立っていられないほどの強風でした。
 が、どういうわけか、2日間とも滑り出すときにはパッと視界が開け、
 特に旧鹿沢第3ゲレンデ跡の急斜面は、最高のコンディションでした。
 圧巻だったのは、ここでのあけみ丼の滑り。
 巻き上げた雪煙が強風でスキーヤーの後にカーテンのように広がり、
 文句なく「ビデオジェニック・オブ・ザ・イヤー」に決定!!
 この滑りは、あやみん、直子デモ、大野センセの滑りとともに殿堂入りし、
 永久保存版のテープに入ってます。

■二日目の池の平は、本当は誰にも教えたくないパウダーの穴場。
 湯の丸第6リフト降り場からわずか1時間の歩きで、
 ほとんどスキーヤーが立ち入らないスロープに到着します。
 この間、全国的にも珍しい落葉松の自然林の中を歩きますが、
 これもなかなか雰囲気があります。
 見晴岳のピークから池の平湿原に向かっての滑降は…、
 ぜひ来シーズン参加して、ご自分で確かめてください。

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【3】「偏向なる精神は健全な肉体に宿る」
     −志賀クラシックツアーコースを行く−

■3月の2週目には「志賀クラシックツアーコースを行く」を実施しました。
 と、書いていると、オフピステばっかり滑っているような印象を与えますが、
 けっしてゲレンデスキーを軽んじてるわけではありません。

■なかにしスキー塾とオオマツゲレンデと、オオマツで滑るコースに
 参加してくれた生徒さんの名誉のために言っておくと、
 今季はゲレンデでのレッスンもかなりな成果を上げたと思います。
 シーズン初にドカ雪が降ったこと、アルペンコースがコブ斜面になった
 ことも幸いして、特にみなさんのコブの実力は大幅にアップしました。
 並木さんは念願のゴールドも取得しました(そんな検定やってたのか、って?
 積極的ではありませんが、言われればやります)。

■で、話を戻して志賀のクラシックツアーコース。
 初日は定番の竜王越えツアーでした。
 このコースは竜王山の山頂付近までリフトがかかってしまったので、
 コース全体がゲレンデ化してしまっているのですが、
 ただ一カ所「蟻の戸渡り」というやせ尾根の通過だけはスリルがあります。
 10数年前、みなさんもご存知の方が多いと思われる
 某スキー教室の事務局長さんが、足がすくんで動けなくなったのを
 懐かしく思い出しました。

■二日目は草津ツアーでした。
 渋峠から芳ヶ平経由で草津に滑り込んで、帰りは車かヘリコプター、
 というのが一般的ですが、私達は帰りも草津からツアーで帰ってきました。
 滑り出しは通常のコースとは違い、芳ヶ平西側の急斜面を滑りました。
 この斜面はハードなクラストとパウダーがたまったところが
 まだら模様になっており、元気印(ただし下りだけ)中島が大転倒。
 さすがの中島も、その後は超慎重に(っていうか、ビビリ入ってた)
 降りてきました。
 オフピステ初体験の野呂さんは、スタート前から腰が引けて転ぶ始末。
 まるで30kgのリュックを背負って滑ってるかのようでしたが、
 それでもみんな、回数を重ねるごとに少しずつ上手く(図太く!?)
 なっていくんですね。

■というわけで、やっぱりヘトヘトになった2日間でしたが、
 そこで小見出しの一言。

 「偏向なる精神は健全な肉体に宿る」

■他人のやらないこと、人とちょっと違うことをやろうとすると、
 そこそこの体力がいる、ってことですね。

=====================================================================

【4】決死のヘリスキー  −感謝祭−

■オフの企画がほぼすべて雨にたたられたのとは対照的に、
 ARAIでは雪が降る、ヘリや山の企画のときは晴れる、
 天候に恵まれたシーズンでした。
 というわけで、お話しはイッキに感謝祭です。

■今季も高橋ヒデ、久慈直子、本間綾美、大野佳之の
 そうそうたるメンバーがやってきてレッスンをしてくれましたが、
 そのことにはあえて触れません。
 なぜって? 私がそのレッスンの模様をよく知らないから
 書きようがないだけです。
 思い出がいっぱいある人は、ぜひレポートを送ってください。

■さて、今季の感謝祭で何をしようかと考えたとき、
 スクォールもやりました。スノーシューもやりました。
 菅平牧場内のプチ・オフピステツアーもやりました。
 もちろんテレマークもやりました。
 クロカンで遠足もやりました。
 デュアルレースも定番です。
 となると、やってないことはなに?
 いや、別にフツーにスキーをしたっていいのだけれど、
 やっぱりなにかしたい、と思ってしまうわけです。

■そこでヘリスキー案が浮上したわけですが、
 問題は料金です。
 ヘリスキー会社に掛け合って、多少の値引きはしてもらったものの、
 やはりまだ高くつくので、みんなに不要品を持ち寄ってもらい、
 「チャリティ・オークション」を企画し、その売上を足しにしようと
 考えたわけです(結局自分たちでお金を出してるわけですが…)。

■参加者のみなさんに、この連絡を取ったのが3日前。
 ほとんどの人はメールで連絡がとれましたが、
 アドレスは持っていてもメールを見ない黒崎さんと中島さんには、
 白ヤギさんから黒ヤギさんへの手紙みたいですね。
 クロヤギさん? クロサキさん?
 おや、一字違いじゃありませんか!

■なんてことを書いてるから、ムダに長くなるんですね。
 ちょっと反省(のフリ)。

■で、肝心のヘリスキーですが、
 コースは2月の「ヘリで行く根子岳」のときと同じ。
 表面がパラパラと割れるフィルムクラストの斜面は滑りやすかったのですが、
 登りでドラマが待ち受けていました。
 20人を越える大きなグループで、ほとんどの人はシール登行や
 スキー靴でスノーシューを履いて登ることは初体験。
 リーダーの私が統制をとらずにてんでバラバラに登らせたもんだから、さあ大変。
 最短距離を登ろうとしてとてつもない急斜面にとりつき、
 滑落する人が続出してしまいました。
 大きな事故につながらなかったからよかったものの、
 この件については深ーく反省しております。
 今後、この手の企画では、シール登行のやり方やコース取りを練習する時間も
 しっかりととりたいと思います。
 せっかく登ったのに水の泡になった松島さん、宮田さん、野呂さん、
 とんでもない恐怖感を味わった竹村さん、咲ちゃん、
 本当にごめんなさい。

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【5】なんと、あけみ丼V2!
   赤オニ松浦ついにSPYDERウェア獲得!

■土曜の夜は、恒例の寒風吹きすさぶ野外バーベキュー&焚き火、
 祭名物武ちゃんのタコ焼きに加え、お楽しみの抽選会もやりました。
 ナカニシが抽選箱2号に手を突っ込み(2号にはカエシが付いていて、
 中が見えないようになっており、一切の不正はできません。
 いや、これまで不正が行われていたというわけでは、
 けっしてありませんけどね)、
 引き当てたその一枚は、なんと
 「感謝祭 清水暁美」!!
 2年連続でHEADスキーをゲットした瞬間でした。

■考えてみれば、オフ企画の雨に継ぐ雨といい、ARAIの「あけみ返し」といい、
 鹿沢のビデオジェニックといい、「なかにしスキー塾」のこの一年は
 あけみ丼を中心にまわっていたのかも知れません。

■あけみ丼V2のどよめきが消えない中、
 SPYDEAウェアの当選者として引き当てたのは
 「松浦秀夫」。
 苦節ン年、ついにやりました。

■今回の抽選は、「振興券」お買い上げ額最上位のお2人が
 順当に引き当てられたわけで、ようやく「感謝祭」に参加しないほうが
 (菅平の他スクールへ参加してたほうが)当たりやすい、
 なんてジンクスも一掃されました(「なかにしスキー塾」でスキーやウェアを
 当てると結婚できる、というジンクスもなくなりそうですが)。

■ともかく、当選されたあけみ丼と赤オニさん、本当におめでとうございます。

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【6】お買い得スキー情報

■某メーカーにはナイショですが、VANスクエアガーデンでは
 「ディナスター」のワケありチョーお買い得スキーを取り扱ってます。
 もうすでに購入された方も多いですが、若干の在庫があります。
 推定小売価格の約70%offで手に入ります。

 ●スキークロス10(瀧澤使用モデル)の170cmと162cmが各1台ずつ。
   ハイスピードのロングターンに最適ですが、
   コブや春先の悪雪にも強いスキーです。

 ●アーティストDDの152cm、158cm、165cmが各5台ずつ。
   デモタイプの下位モデルですが、軽くて扱いやすく中級の人にはピッタリ。
   上級者でもコブ専用にするとか、使い道いろいろ。
   ちなみにナカニシは山スキーのビンディングをつけたり、
   テレマーク用にするなどの目的で、7台購入しました。

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【7】HEADスキー2005モデルのご注文は「なかにしスキー塾」へ

■こちらはまったくのワケなし!? です。
 「感謝祭」のときに試乗された方はよーく分かったと思いますが、
 来季の「Demo i.RC SW cp13」(デモタイプの大回り用モデルで
 サンドイッチ構造です)は、しなやかでとても気持ちいいスキーです。
 整地の大回りはもちろん、小回りもやりやすいです(試乗スキーは177cm
 でしたが、まったく長さを感じさせませんでした)。ポールの中でも、
 ほとんどの人が競技用モデルを履くよりもいいタイムを出せると思います
 (公式レースで上位にくる可能性のある人はダメです。ルール違反ですから)。
 ここだけの話ですが、コブも非常に乗りやすいです
 (曲がっても責任はとれませんが)。
 「なかにしスキー塾」では170cm(赤オニさん仮予約済)と
 177cmを1台ずつ発注しておきました。

■また、コブやオフピステをガンガン滑りたいムキには、
 i.XRCシリーズがオススメです。
 一番使い勝手のいい「i.XRC800」163cmと「i.XRC600」156cmも
 1台ずつ発注してあります。

■興味のある方はぜひ連絡ください。
 ごくフツーのショップよりは割安に手に入ると思います。
 また、ファーストチューンもこちらでできます。
 上記以外のモデルもこの時期なら追加発注できるので、
 来年は1台(2台、3台でもいいですが)とお考えの方はぜひどうぞ。

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【8】まだまだ滑り足りない方へ

■今週末は月山へ行って来ます。
 来週以降も、週末ごとにあっちこっちで滑ってます。
 まだまだ滑り足りない方、「振興券」をまだ余らせている方、
 お申し込み、お待ちしております。

 ●春スキーin志賀
   2期:4/17(土)〜18(日)         27,300円
  春の志賀高原はシチュエーションの宝庫。朝イチのハードバーン、
  午後のコブ、クサレ雪…。シーズンの総復習にピッタリ


 ●GWスペシャル
   GWフレックス:4/29(祝)〜5/5(祝)   27,300円ヨリ
   1期:4/29(祝)〜5/1(土)        39,900円
   2期:5/ 2(日)〜 5(祝)         48,300円
  毎日がサプライズ、一体何が飛び出すか!? 今季は期間中フレックスも設定。
  久慈修&直子の夫婦デモも巻き込んで新たな伝説を作る

 ●針ノ木雪渓ツアー
      4/24(土)〜25(日)         27,300円
  日本三大雪渓のひとつにチャレンジ。登りはちょっとツライが、
  針ノ木峠からの眺望とその後の滑走は圧巻

 ●立山ツアー
      5/21(金)〜23(日)         42,000円
  このスケール一度体験したら絶対に忘れられない。
  表面がわずかに融けたこの時期の雪は登りも滑りも快適


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04/04/27
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_/  ◇◆◇ なかにしSKI塾つうしん ◆◇◆ _/
_/   vol.67 _/
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菅平のダムのまわりの桜が咲き始めました。
あと数日で満開です。
GWに志賀へ来られるみなさん、
ちょっと遠回りしてお花見もいいんじゃない?
私は、明日の夜から志賀高原に入ります。
赤オニさんとともに過ごす週末、連続7週目に突入です。

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CONTENTS
【1】月山は今日も晴れだった…
【2】パウダーだよ、パウダー!
【3】GWの直前(最中?)カケコミ申し込みは、ナカニシ携帯へ
【4】人生観が変わる!?
   立山へ行こう!
【5】お待たせしました
   月山キャンプ2、日程決定!!
【6】お買い得スキー情報
【7】HEADスキー2005モデルのご注文は「なかにしスキー塾」へ
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【1】月山は今日も晴れだった…

■長崎はどうだか知りませんが、月山は3日間ともピーカン。
 おかげで!? お世辞にも滑りやすい雪とは言えませんでしたが、
 今回も様々な経験ができました。

■03シーズン中には、「来年の4月初旬には5周年記念のカナダツアーをやる」
 と言っておきながら、あっさり戸塚さん&増渕さんを裏切って実施した、
 スキー場開きと同時の月山キャンプ1。
 つまり、この時期の月山はそれだけ楽しい、
 リフト付の山スキーをやってるようなもんです。
 今年も大斜面はもちろん、月山ペアリフトの裏側の斜面
 (実は滑走禁止?)など、さんざん滑り倒してきました。

■月山ペアリフトの裏側の斜面には、巨大な雪庇が発達していて
 (江上さんがその下に立っている、かのような写真を撮りました。
 機会があればお見せします)、こんなもんが落ちた日にゃ、
 ひとたまりもないな、なんて思ってました。
 他の斜面を何本か滑って、そこへ戻ってみると、
 なんか様子が違う。
 なんと、さっきの雪庇の一部が崩れてるじゃないですか!
 くれぐれも、ロープをくぐったりしないように、ね。

■昨年のこの月山で「プロジェクトX」と命名された江上さん、
 今年は山スキー用ビンディングにシールを準備しての参加です。
 2日目には、姥ヶ岳山頂の裏側をまわって、装束場(月山へ信仰登山をする人が
 白装束に着替えたところ)へ滑り下り、
 湯殿山との間の石跳沢を下るツアーに出かけました。
 シール登行初体験の江上さんは、
 それでもツボ足のときよりは軽快に(そうでしょ? 江上さん)登ってました。
 装束場から湯殿山の稜線を登り返せば、湯殿山の大斜面を滑れたのですが、
 これは来年以降のお楽しみにとっておきました(ね、江上さん。しつこい?)。

■石跳沢は、斜面自体は別に面白くもないのですが、
 このブナ林は素晴らしい。
 感謝祭翌日に行った鍋倉山もそうでしたが、
 ブナ林って、どうしてこう気持ちいいのでしょうか?
 ブレーキのかかるような雪の石跳沢を滑りながら、

■ふと左上を見上げると、なんとオイシそうな斜面があるじゃないですか!
 これは姥ヶ岳のゲレンデから滑り込んでこられるはずだ、
 と明日のためにネライをつけときました。
 石跳沢コースの終点には、「ネイチャーセンター」というのがあって、
 ここでトイレを借りたり一休みをしたのですが、
 そこには、なんとクワガタがいたのです。
 息も絶え絶え、という感じですが、確かに生きてます。
 知ってました?
 クワガタは冬に成虫になって、
 腐ったブナやナラの木の中で夏を待ってるらしいんです。

■3日目の最後には、言うまでもなく、
 昨日目星をつけといた斜面を滑ってきました。
 姥ヶ岳の大斜面をトラバースして、向こう側をのぞき込むと、
 間違いなく昨日見た斜面です。
 けっこうな急斜面ですが、3日間で一番気持ちいい雪質でした。

■オッと、これを書き忘れてはいけません。
 毎度のことながら「ゆきしろ」の食事です。
 山菜の天ぷら、おひたし、タケノコご飯、イモ煮…。
 昨年大感激した「麦切り」(冷や麦のようなもの)には、
 今年は桜の花の塩漬けが乗ってました。
 「麦切り」は、もちろんおみやげに買って帰りました。
 次の日、妻がウチの裏でとってきたフキノトウを薬味にして食べたら、
 これも最高でした。
 生麺ではなく乾麺のほうですが、GWには持っていきます。
 バーベキューのときに味見してください。もし気に入ったら、
 玉谷製麺所というところで、ウェブサイトからも注文できます。
   http://www.tamayaseimen.co.jp/
 いえいえ、月山キャンプ2に参加して、買って帰るのがいいですね。

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【2】パウダーだよ、パウダー!

■先週末には日本三大雪渓(針ノ木、白馬、剱沢、かな? 違ってたら
 教えてね、萬澤さんor山本さん)のひとつ、針ノ木雪渓へ行ってきました。
 vol.66にも書いた通り、天候に恵まれ続けた04シーズンですが、
 今回は「さすがにダメか」と、なかば諦めてました。
 季節はずれの寒気が流れ込み、海山は大荒れという予報が出ていたのですから。
 が、萬澤さんオススメの「やまわ館」に全員が前泊し、
 週末2日間の可能性にかけました。

■果たして、土曜の朝。
 天はまたしても我々に味方したのです。
 キーンと冷えてはいるものの、しっかり晴れてます。
 親切な「やまわ館」のオジサンとオバサンが、
 朝3時過ぎから作ってくれた朝食がわりのおにぎりをほおばって、
 扇沢へ向けて出発しました。

■扇沢の駐車場に車を止め、すぐに沢へ入ってシールをつける予定でしたが、
 下見のときに渡れた沢は、すでに水が出ています。
 仕方なくしばらくスキーを担いで歩き、
 ようやく渡れそうなところを見つけました。
 まず萬澤さんが渡り、私が渡り、ここまではなんの問題もなし。
 が、赤オニ松浦さんが渡ろうとしたときに、雪が少し崩れました。
 で、次にあけみ丼が一歩踏み出したその時、
 ブリッジは完全に崩れて、右足は水の中へ…。
 なんだけど、あけみ丼の足は奇跡的にびしょ濡れをまぬがれました。
 気合いで、真空状態でも作ったのでしょうか?
 とにかく、このクソ寒い中、足が濡れなくてよかった。

■大沢小屋までは沢の左岸をトラバースしながらの登りが続きます。
 ここでけっこう苦戦して、かなり時間がかかりました。
 この頃には雪が降りだし、ナカニシは針ノ木峠を諦めて、
 蓮華岳大沢の下部を滑ってお茶を濁そうかとも思いましたが、
 皆がやる気満々だったので、気を取り直して再び歩き始めました。

■16日に下見に来たときには、3時間40分ぐらいで登ったのですが、
 さすがにこの日は5時間半近くかかりました。
 上部はけっこう雪が積もっていて、最後の急斜面もツボ足ではムリ。
 斜登行&キックターンを繰り返しながら、シールのまま登りきりました。

■針ノ木峠近くまで来たときには晴れ間も見え、一瞬期待しましたが、
 立山・剱方面は雲に隠れていてちょっと残念でした。
 が、そのかわり、峠からの滑降と言ったら、もう!!
 正真正銘のパウダーですよ!
 4月も後半だというのに!
 これほどの雪質に遭遇することは、めったにありません。
 いやぁ、もう、ホント、至福のときでした。

■あ、そうそう、バックカントリーに目覚めた木若さん、
 今日はさすがにバテ気味で、滑りも妙におとなしいと思っていたら、
 スキーと歩きの兼用靴のモードを逆にしていて、
 登るときにはスキーモード、滑るときにはウォークモードに
 セットしていたそうです。
 そりゃ、登りは疲れるし、滑りは上手く滑れないわな。
 本日の教訓、マテリアルの使用法はキチンと勉強しておきましょう。

■2日目は五竜&47でゲレンデスキーかな、なんて思っていたところ、
 萬澤さんの提案で栂池自然園の上部を滑ることに。
 男性部屋では、朝の5時40分頃から誰ともなく起きだし、
 干してあったシールを片付けたり、装備の点検をしたり…。
 今日は7時半朝食なのに、まったくジジイの集団なんだから…。

■天気はピーカンながら、昨日の雪はまだ車の屋根に残っていて、
 今日もかなり期待をしながらの出発です。
 栂池のゴンドラで栂の森ゲレンデへ。
 GWは、この上のロープウェイが動いているのですが、
 今日は仕方なくシール登行で栂池自然園を目指します。
 約1時間で栂池ヒュッテに到着。
 このあたりの景色は、日本じゃないみたい。

■栂池自然園の平らを横切りながら、
 「どこでも好きにして!」的大斜面を物色します。
 ここはすり鉢状になっているので、
 体力とスキー技術に合わせて、どこに登っても同じところに滑ってこられます。
 私達は約1時間半ほどかけて登り、向かって右端の斜面を滑ることにしました。
 晴れている上に、もうお昼を過ぎていたので、
 さすがに昨日のような乾燥粉雪は望むべくもありませんが、
 顔の前まで雪煙が上がります。
 まさに、ヒャッホー!

■私が一番に滑り降りて、下でビデオを構えました。
 トップバッターはあけみ丼。
 技術は確かですが、慎重に滑り過ぎてスピードが足りません。
 雪の重さとかなりな距離に、一度休憩をはさんで滑り終えました。
 あけみ丼は納得がいかなかったようで、「もう一度、滑りたい」。
 いーえ、ARAIで言ったでしょ。
 パウダー滑降は「夢芝居」だと。
 「♪稽古不足を幕は待たない 恋はいつでも初舞台」。

■トリは柴崎さん。
 一番右端を狙いましたが、2ターン目ぐらいで大転倒。
 ビデオのファインダーを覗いていたナカニシの目には、
 スキーに卍固めをかけられたような状態になっていました。
 立ち直るのにしばらく時間がかかった後、
 またしても前につんのめるように転倒。
 おや? ひょっとしてあれはカカトが上がってるじゃない!
 そうです、柴崎さんは、山スキー用のビンディングのカカトを
 フリーにしたまま滑ってきたのです。
 昨日も使ってるから大丈夫、そう決めつけて確認もしないで
 ナカニシは滑り降りてしまったわけですが、
 よくよく考えてみると、昨日は登りで遅れて
 急斜面でシールをはずすことになった柴崎さんのために
 ナカニシがすべてやってあげたので、本人はよく理解していなかったようです。
 あの雪質、あの斜面をカカトが上がる状態で降りてくるなんて、
 ナカニシは絶対、試してみたくはありません。
 で、本日の教訓。
 マテリアルの使用法はキチンと勉強しておきましょう。
 …進歩ねぇな。

■萬澤さんの説明によると「このあたりの山は、昔々…中略…、
 で、白馬側は切り立っているけれど、反対側はスキーに適した斜面が
 広がってるわけです」。
 「なるほど、なるほど」
 「中西さんが見たら、もう嬉しくて嬉しくてじっとしていられない」
 ホント、来年と言わず、5月中にまた来ることを誓ったナカニシでした。

■菅平へ帰ってきて
 「♪黄金虫は金持ちだ 金蔵建てた 蔵建てた」
 という歌が耳に付いています。
 黄金虫は金持ちなのに、あの歌はどうしたあんなに暗いのだろう?

■あの雪を滑って、あの景色を見て、
 私はきっと、けっして蔵は建てられないけれど…。

■いーや、黄金虫は金持ちの特権を独り占めにするために、
 みんなが金持ちにあこがれないように、ワザとあんな暗い歌にしたに違いない!
 もうちょっとで、まんまとだまされるところだった。

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【3】GWの直前(最中?)カケコミ申し込みは、ナカニシ携帯へ

■GW中にもメールの送受信ができるように
 (携帯でできるじゃない? って言われてもナカニシには使えません)、
 ノートパソコンを発注しました。
 明日届くはずですが、セットアップが間に合わないかも知れません。
 直前(最中)の申し込み、変更はナカニシの携帯(090-1998-4951)へ
 連絡ください。
 レッスン中(宴会中)は出られないこともありますので、
 必ず留守電に入れておいてください。
 少なくとも、宮田さんのように「非通知設定」にはしないでください
 (て言うか、本人は解除の仕方が分からないだけかもしれませんが)。

 ●GWスペシャル
   GWフレックス:4/29(祝)〜5/5(祝)   27,300円ヨリ
   1期:4/29(祝)〜5/1(土)        39,900円
   2期:5/ 2(日)〜 5(祝)         48,300円

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【4】人生観が変わる!?
   立山へ行こう!

■ヒールフリーター柴崎さんは、斑尾のSIAフェスティバル(そうそう、
 ナイスクの安藤センセ、デモ認定おめでとう)で、
 SIA副会長の馬渕先生と専務理事の黒川先生に
 「絶対立山に行くべきだ。人生観が変わるから」と言われたそうです。
 どう変わるかの保証はできかねますが、
 変わることは間違いなく変わると思います。

 ●立山ツアー
      5/21(金)〜23(日)         42,000円

 宿泊は「室堂山荘」を予定。
 詳細はお申し込みいただいた方に、GW明けに連絡いたします。

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【5】お待たせしました
   月山キャンプ2、日程決定!!

■4月の月山とはうって変わって、大斜面はコブ、コブ、コブ…。
 20数年前にナカニシが開眼したのは、月山のコブでした。
 ほとんど誰も滑っていない牛首の斜面を
 ロングターンでかっ飛ばすのもいいぞ。
 宿泊はもちろん「ゆきしろ」。
 ゆったり過ごせるこぢんまりした宿だから、お早めのお申し込みを。

 ●月山キャンプ2
      6/4(金)〜6(日)          42,000円


■テニスキャンプ、山歩き、乗鞍大雪渓サマースキー、
 キノコ狩り&イワナ捕り等、オフ企画は次号を待て!

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【6】お買い得スキー情報

■某メーカーにはナイショですが、VANスクエアガーデンでは
 「ディナスター」のワケありチョーお買い得スキーを取り扱ってます。
 もうすでに購入された方も多いですが、若干の在庫があります。
 推定小売価格の約70%offで手に入ります。

 ●スキークロス10(瀧澤使用モデル)の170cmと162cmが各1台ずつ。
   ハイスピードのロングターンに最適ですが、
   コブや春先の悪雪にも強いスキーです。

 ●アーティストDDの152cm、158cm、165cmが各5台ずつ。
   デモタイプの下位モデルですが、軽くて扱いやすく中級の人にはピッタリ。
   上級者でもコブ専用にするとか、使い道いろいろ。
   ちなみにナカニシは山スキーのビンディングをつけたり、
   テレマーク用にするなどの目的で、7台購入しました。

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【7】HEADスキー2005モデルのご注文は「なかにしスキー塾」へ

■こちらはまったくのワケなし!? です。
 「感謝祭」のときに試乗された方はよーく分かったと思いますが、
 来季の「Demo i.RC SW cp13」(デモタイプの大回り用モデルで
 サンドイッチ構造です)は、しなやかでとても気持ちいいスキーです。
 整地の大回りはもちろん、小回りもやりやすいです(試乗スキーは177cm
 でしたが、まったく長さを感じさせませんでした)。ポールの中でも、
 ほとんどの人が競技用モデルを履くよりもいいタイムを出せると思います
 (公式レースで上位にくる可能性のある人はダメです。ルール違反ですから)。
 ここだけの話ですが、コブも非常に乗りやすいです
 (曲がっても責任はとれませんが)。
 「なかにしスキー塾」では170cm(赤オニさん仮予約済)と
 177cmを1台ずつ発注しておきました。

■また、コブやオフピステをガンガン滑りたいムキには、
 i.XRCシリーズがオススメです。
 一番使い勝手のいい「i.XRC800」163cmと「i.XRC600」156cmも
 1台ずつ発注してあります。
 Demo i.RC SW cp13、i.XRCシリーズともにGWに志賀で試乗できます。

■興味のある方はぜひ連絡ください。
 ごくフツーのショップよりは割安に手に入ると思います。
 また、ファーストチューンもこちらでできます。
 上記以外のモデルもこの時期なら追加発注できるので、
 来年は1台(2台、3台でもいいですが)とお考えの方はぜひどうぞ。


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04/05/10
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_/  ◇◆◇ なかにしSKI塾つうしん ◆◇◆ _/
_/   vol.68 _/
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毎年のことながら、長いようで短く、短いようで長い
「なかにしスキー塾」のGW。
4/28の夜に志賀高原に入ったのが遠い昔のことのようです。
もし私に文才があったなら、この「スキー塾の七日間」は、
きっと壮大な叙事詩に仕上がることでしょう。

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CONTENTS
【1】嵐前夜
【2】ダブルブッキング
【3】宿命の対決 修 vs.中島
【4】タカサワ名誉顧問特別寄稿
   「なかにしスキー塾」まぼろしのバーベキュー
【5】人生観が変わる!?
   立山へ行こう!
【6】月山キャンプ2、お申し込みはお早めに
【7】お買い得スキー情報(相も変わらず)
【8】HEADスキー2005モデルのご注文は「なかにしスキー塾」へ
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【1】嵐前夜

■GW1期は静かに、あくまで静かに始まったのであった…。
 けっして参加者が少なかったわけではない。
 その存在が薄かったわけでもない。
 赤オニ松浦を筆頭に、プロジェクトX江上、SPYDERダイエット並木、
 アルツ戸塚、立ちゴケ野呂、ダイナマイト秀子のレギュラー陣!? に加え、
 国際派テンネン白石、財形崩し武富(それぞれの新ニックネームの詳細は後述)、
 ルーキー後藤(そのままだけど)、さらに極めつけは、あの梅ちゃんまで、
 役者が揃っていたにもかかわらず、だ。
 営業していないゴンドラにムリヤリ乗せてもらうこともなく、
 進入禁止のロープも一度たりともくぐらず、
 レッスンはたんたんと進行していったのであった。

■だからと言って、話題がなかったわけではない。
 SPYDERのウェアを新調した並木さん。
 ビデオミーティングの度に、新しく来た人から
 「ウェアが替わると細く見える」と計12回は言われてました。
 恐るべし、SPYDER効果。
 しかし、この場にランナー唐鎌が参加していたら? と思うと…。

■ミーティング中、自分の写真を見ながら野呂さんの話だと思ってる戸塚さん、
 エーザイに「ええ薬、ありまっせ」。

■人形焼きの食べかけを置いたまま、
 せっせと別のおまんじゅうを食べているアルゼンチン帰りの白石。
 果たして、テンネンに対してもエーザイの薬は効くか?

■奥志賀のゴンドラの中での会話から。
  中西「自分が死んでもいいと思ってる自爆テロは防ぎようがない」
  柴崎「私、いつも死んでもいいと思って滑ってる」
 うーん、ゲレンデでチマチマ滑ってるだけだから
 エラソーに先生面してられるけど、
 命のやりとりをするような極限のスキーになったら、
 私は、自爆テロ柴崎(またの名をダイナマイト秀子。
 どちらでも好きな方を選んで、ね)絶対にかなわない。

■ちなみに、私のネタ帳には「『人間として?』 本間綾美」
 と書いてあるのですが、これはいったい何のことでしょう?
 覚えてる方がいらっしゃいましたらご連絡ください。

■1期の最終日(という自覚は、ナカニシにはさらさらなく、レッスン終了後は
 閉校式をすることもなく流れ解散になってしまいましたが)は、
 奥志賀へ出かけました。
 もちろん、焼額山山頂から奥志賀第4リフトへ出る通常のコースを通るはずもなく、
 生徒さんには事前のミーティングで
 「『非合法』かつ『不適切なコース』なコースを通過する可能性があるので、
 行動は迅速かつ慎重に」という指示を出しておきましたが、
 ナカニシの見事なルートファインディングにより、
 まったくロープをくぐることなく、
 奥志賀の第6リフトへ降りる斜面を楽しめました。

■2日から来る久慈夫妻のプレッシャーからか、
 最初の2日間は「かっこいい上体の構え」だの、
 「ていねいなエッジの切り換え」だの、
 ナカニシには似合わないキメ細かい!?
 レッスンをしていたのですが、どうもシャツの中に虫がいるような
 ムズムズした感じがイヤだったので、
 奥志賀では、まず足慣らしにダウンヒルをノンストップ。
 第3、第2も軽く足慣らしで滑り…。
 が、いよいよ奥志賀での最後の一本となったとき、
   中西「じゃぁ、ラストです。手をあげたら順番に…」
  赤オニ「えっ! ラストはノンストップじゃないんですか?」
 私は、まだまだ自分を見失っていたのでした。
 赤オニ松浦さんの一言で自分を取り戻せた。
 「ありがとう、松浦さん」

■奥志賀から焼額第2高速下まで戻ったとき、
 山の神のリフトのゲートは無情にも閉まっており、
 手前には「4:15終了」の看板が。手元の時計は4:16なのに、
 「もう終わりだよ」と冷酷きわまりない
 言葉を浴びせかけたリフトのおやじには、
 きっと天罰が下るであろう。
 それに引き替え、リフトに乗れないとわかった途端に、
 一言の不平不満も漏らさず、
 そそくさとスキーを脱いで斜面を登り始めた皆さんに、
 神のご加護を!

■5月2日の朝、後泊してフロントに車のキーを取りに来た青木梅ちゃん。
 フロントの女性「お帰りですか?」
 梅ちゃん「ええ、大変よくがんばりました」
 フロントの女性「……」(笑い止まらず)。

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【2】ダブルブッキング

■久慈夫妻を招いての第2期初日。
 のはずだったが、なんと久慈夫妻は某チューンナップショップ(奈良にある
 ジャスティス http://justice.kir.jp/index.html 特に関西方面の方、
 ごひいきに)のレッスンが2日のお昼まであるということで、

 「なかにしスキー塾」史上最高の30人を越える生徒さんを、
 私と二瓶先生の二人だけでどうするんだぁぁぁぁぁ!

■と思いましたが、こんな事であわてふためいていては、
 パンフレットに記してある「状況対応の達人」の名が泣く。
 某スクールでは、レッスン内容を参加者に事前に伝達しているそうだが、
 ナカニシのレッスンは、次の一本をどう滑るのかさえ、リフト上で考える。
 ときには、リフトを降りてみんなを前にしてから変わってしまうことさえある。

■何事もなかったかのように、いつもより長めに開講式のあいさつをし、
 いつもより長めに体操をし、空いているダイヤモンドゲレンデに移動し、
 当然のようにいつもより長めに足慣らしをし、
 約6年ぶりとなるクラス分けをし、
 1班2班を合わせた20人超のクラスを私が受け持ち、
 とりあえず全員でワンラインをしてみたところ、
 ことのほか面白かったので、それを繰り返してあっと言う間にコブを作り、
 午前中を乗り切ったのでした。

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【3】宿命の対決 修 vs.中島

■GW2期は、中島とバーベキューに集約されると言っても過言ではない。
 が、そんな中でほほえましいのは、
 ご存知赤オニ松浦:以降松浦(赤)と
 初参加でANAの松浦(青)の揃い踏み。
 ついでに今回は参加できなかったけど、女性の松浦さんを加えて
 トリオ・ザ・マツウラってのはどう?

■中島のしゃべりはいつにも増して快調で、初日の夜から飛ばす、飛ばす。
 そこに割って入った久慈修デモに向かって、
 「私のしゃべりを止めたのはあなただけよ。でもね、
  今年止められたからと言って、来年も止められるとは限らないわよ」
 「中島のしゃべりを止められるかどうかで、SIAのNo.1を決めよう」
 「種目 中島」
 「それなら、マツイや正一より、オレのほうが慣れてる分だけ有利だな」
 「私が鷲ヶ岳へ行って、マツイさんも鍛えてくる」
 「鷲ヶ岳? 違う違う、マツイはたかす。
  ワシとタカを間違ってるようじゃ…」

■ちなみに、その会話を聞いていた文豪ナカニシは、
 「蹴りたい中島」
 「蛇に中島」
 「世界の中心で、中島が叫ぶ」
 三部作のヒントを得、来年の文学賞独占をもくろむ。

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【4】タカサワ名誉顧問特別寄稿
   「なかにしスキー塾」まぼろしのバーベキュー

(以下はGW2期4班ミーティング中に執筆された
タカサワBBQ名誉顧問の手記により構成されています)

■「サバイバル」 〜死ぬ気で食べろ!〜
 おいし〜 たのし〜

【食べたもの】
サムゲタン・鶏のまる焼き(じゃがいも付)・たこ焼き・麦切り・
キュウリとカブの浅漬け・レタスとトマトのサラダ・アスパラガスのバター炒め
焼きイカ・牛タン・やきとり・きのこバター・にんにくオイル炒め
キムチチャーハン・おしるこ・ホットケーキ・フルーツ生クリーム和え
さつまいも

【来年食べたいもの】
牛一頭丸焼き、または羊の丸焼き
スペアリブ・ブイヤベース

【反省点】
1.現場には、清水または高沢をカントクとして残さなければならない。
 なぜなら、段取りがうまくいかないから。
2.買い物にはジャスコに詳しい人を出すべし
3.ムダな買い物をして楽しむ男子を買い物に連れて行ってはいけない
 (例 カセ)
4.直子先生にはワインとフランスパン、ホットケーキを
 食べさせなければならない
5.修先生の顔が黒い。黒すぎる…。

登山家はなぜ山に登るのかと問われたら
「そこに山があるから」と答える。
なかにしスキー塾では、なぜバーベキューをするかといえば、
「そこに肉があるから」なのだ。
(でも、ホントのホントは、なかにしスキー塾には
愛があふれているからなのです)

このバーベキューにかける情熱を忘れずに、来年もまた逢いましょう!!


■号外!!  その1

5月4日(火)ホゥルスの316号室に○○(プライバシー保護のため
実名は伏せてあります。が、実際の高沢ノートではきわどいAV並みの
超薄消しです。ちなみにヒント、クロヤギさん)は帰ってきた。
手にはフェニックスの袋。
その中には、なんと買ったばかりのパンツ(ボクサー型ショーツ)。
値段は2625円(税込み)!…。ユニクロでならその金額で3枚は買えるはず。
ひょっとすると、そのパンツは○○(ピー ←名前を伏せるときの音です)
さんの勝負パンツか?
当人は必死で否定していたが、ただ1枚のそれを大事そうにしまう後姿には、
なにかそれ以上問いかけてはいけないような雰囲気が漂っていた。
私は心の中でそっとつぶやいた。
Good Luck! と…。
(余談だが、松浦(赤)氏は、「オレ、そのパンツ普通に履いてるよ。
10枚くらい持ってるよ」
井上・高沢「えー!! 25000円?」
下着に凝るのは女子だけではない時代なのだ)


■号外!!  その2

宮村、堂々の2連覇!

5月3日に行われたS1Aデモ選最終種目「女子バーベキュー」で、
宮村美雪(東京都出身、寅年)が、昨年の牛タン塩釜焼きに引き続き、
堂々の2連覇を達成した。
他選手が、たこ焼き、おしるこ、麦切り、鶏丸焼き、ホットケーキと
次々と大技を披露する中、鍋のふたを開けることもなく悠々と待つこと4時間、
宮村はサムゲタン(難易度はそれほど高くない)を完成させた。
「鶏のお尻の脂がこわかった」と不安げなコメントとは裏腹に、
食べた他の選手は「うまいっ!!」「体の芯から暖まった!」などと、
口々に叫んでいた。
鶏のうまみ、もち米からでたとろみ、朝鮮人参、なつめ、にんにくが
味に深みを加え、体の中から力が沸き上がってくるような、
それでいてやわらかい滋味あふれる塩味。
とても今回初めてチャレンジした技とは思えない出来であった。
このサムゲタンに欠かせない朝鮮人参は、
宮村の母親がわざわざ百人町(新宿付近)まで出かけて購入したもの。
この家族の協力なくして連覇はならなかったわけで、
ぶっちぎりで勝利した宮村も感慨ひとしおだったようだ。
待ちきれずに散歩に出ていた中西競技委員長(奈良県出身、亥年)は、
一口食べたとたんに「宮村2連覇…」とつぶやいた。
それほど衝撃的なサムゲタンであった。

来年から新設される「男子バーベキュー」で秘かに優勝をねらう
久慈修デモ(北海道出身、戌年、オープン参加)は、
「噂通りのスゴイバーベキューだった。もっと修業が必要かも…」と
引き締まった表情でコメントを残し、またサムゲタンの肉へと向かっていった。
余談だが、来年からは「男子 中島」もS1Aに正式種目として採用される予定。
久慈デモは炭不足という決定的な窮地から宮村を救った経緯もあり、
初出場でもあなどれない存在である。
前人未踏の3連覇を目指す宮村の技が何になるか、
巷の話題はもちきりなのであった。

注)S1Aのデモ選に新しい種目が2つ加わる予定。
「バーベキュー」と「中島」(男・女)である。

《各選手のコメント》
松浦(赤)談「鍋の外側に中性洗剤をあらかじめ塗っておくと、
       すすがすぐ落ちるって、宮村さんが言っていた。
       さすが2連覇…」
   宮田談「脚のひねりは少なく
       おひねりは多めに…、うひひ」
 久慈直子談「私、昔、中西さんのウェアの破れたポケットを縫ってくれって
       言われて、破れてないほうのポケットを縫ったことがあるの…」
宮村心の叫び「ポッと出の若造には負けないわよ」
                           (社会部 高沢)

■久慈修名言集

久慈修デモのビデオミーティングより
(ポン太の上半身のストックの構えのチェックの後で)
  久慈「下半身がだらしないですよねー」
 ポン太「え゛ー。そ、それは人間性そのものを否定されているような…」
  久慈「て言うか、下半身にしまりがない…、あ!」
 ポン太「………」

草津ツアーの中島さんのビデオを見ながら
「左ターンのあとは右ターンとは限らない」
(意味がわからない人は、「永久保存版」のビデオを見てね)

草津ツアーの野呂さんのビデオを見ながら
「シルバー、セミゴールドだからって、滑れるとは限らない。
どこで取ったの? ふーん、石打?」
(以下号外 その3に続く)


■号外 その3

「副会長の馬渕さんもデタラメやなぁ」
このコメントを言った人物、言った日時、
言ったシチュエーション、言った意図に関しては、
ただ今調査中につき、詳細は不明です。
おさむさん、ご安心ください。

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【5】人生観が変わる!?
   立山へ行こう!

■ヒールフリーター柴崎さんは、斑尾のSIAフェスティバルで、
 SIA副会長の馬渕先生と専務理事の黒川先生に
 「絶対立山に行くべきだ。人生観が変わるから」と言われたそうです。
 どう変わるかの保証はできかねますが、
 変わることは間違いなく変わると思います。

 ●立山ツアー
      5/21(金)〜23(日)         42,000円

 宿泊は「室堂山荘」
 本日よりナカニシが撮影&下見に入ります。
 集合時間等、詳細はお申し込みいただいた方に、下山後メールします。

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【6】月山キャンプ2、お申し込みはお早めに

■4月の月山とはうって変わって、大斜面はコブ、コブ、コブ…。
 20数年前にナカニシが開眼したのは、月山のコブでした。
 ほとんど誰も滑っていない牛首の斜面を
 ロングターンでかっ飛ばすのもいいぞ。
 宿泊はもちろん「ゆきしろ」。
 ゆったり過ごせるこぢんまりした宿だから、お早めのお申し込みを。
 ちなみに、立ちゴケ野呂はすでに申し込みと新幹線の手配を終えてます。

 ●月山キャンプ2
      6/4(金)〜6(日)          42,000円


■テニスキャンプ、山歩き、乗鞍大雪渓サマースキー、
 キノコ狩り&イワナ捕り等、オフ企画は(さらに)次号を待て!

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【7】お買い得スキー情報(相も変わらず)

■某メーカーにはナイショですが、VANスクエアガーデンでは
 「ディナスター」のワケありチョーお買い得スキーを取り扱ってます。
 もうすでに購入された方も多いですが、若干の在庫があります。
 推定小売価格の約70%offで手に入ります。

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【8】HEADスキー2005モデルのご注文は「なかにしスキー塾」へ

■こちらはまったくのワケなし!? です。
 「感謝祭」のときに試乗された方はよーく分かったと思いますが、
 来季の「Demo i.RC SW cp13」(デモタイプの大回り用モデルで
 サンドイッチ構造です)は、しなやかでとても気持ちいいスキーです。
 整地の大回りはもちろん、小回りもやりやすいです(試乗スキーは177cm
 でしたが、まったく長さを感じさせませんでした)。ポールの中でも、
 ほとんどの人が競技用モデルを履くよりもいいタイムを出せると思います
 (公式レースで上位にくる可能性のある人はダメです。ルール違反ですから)。
 ここだけの話ですが、コブも非常に乗りやすいです
 (曲がっても責任はとれませんが)。
 「なかにしスキー塾」では170cm(赤オニさん仮予約済)と
 177cmを1台ずつ発注しておきました。

■また、コブやオフピステをガンガン滑りたいムキには、
 i.XRCシリーズがオススメです。
 一番使い勝手のいい「i.XRC800」163cmと「i.XRC600」156cmも
 1台ずつ発注してあります。
 Demo i.RC SW cp13、i.XRCシリーズともにGWに志賀で試乗できます。

■興味のある方はぜひ連絡ください。
 ごくフツーのショップよりは割安に手に入ると思います。
 また、ファーストチューンもこちらでできます。
 上記以外のモデルもこの時期なら追加発注できる
 (6月中旬以降、各ショップが展示会を始めると、手に入らないモデル、
 サイズが出てくるのでお早めに!)ので、
 来年は1台(2台、3台でもいいですが)とお考えの方はぜひどうぞ。


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_/  ◇◆◇ なかにしSKI塾つうしん ◆◇◆ _/
_/   vol.68.1 _/
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GW報告は話題が多すぎて、
肝心な「振興券」の宣伝をやっぱり忘れてました。
5/10〜12まで、撮影&下見に立山へ行ってきたので、
ついでにその報告も。

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CONTENTS
【1】雷鳥が増えすぎてるのでは?
【2】オフシーズン企画にも利用できる「振興券」今年も発売!
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【1】雷鳥が増えすぎてるのでは?

■5/10(月)の最終バスで、大雨の中、立山へ入りました。
 04シーズンのパンフレットの表紙の写真を撮ってくれたカメラマンの末廣さん、
 SIA専務理事でL.A.スキースクール校長の黒川先生、
 同スクールの高橋、長谷部両先生と一緒です。
 昨年の11月は雪不足で上がれなかったので、
 約1年ぶりの立山でした。

■翌11日も午前中はガスっていましたが、午後から急に晴れてきました。
 さすがに雪が汚れていて、カラーの撮影はできませんが、
 ハイマツの濃い緑と雪のコントラストが、春の立山らしい景色でした。
 夕日に染まる山をバックにした滑りを狙って、
 午後7時前頃まで粘りましたが、夕方から再び曇ってきたので、
 真っ赤には染まりませんでした。
 でも、ちょっと雰囲気の変わった写真が撮れたかも知れません
 (デジカメではないので、その場で確認することはできません。
 現像が上がってきてからのお楽しみです)。

■12日はよく晴れて、朝食前から撮影をしました。
 朝イチはガタガタした雪面が凍っていてかなり手強い雪質でしたが、
 昨年懲りていたので、今年はエッジを研いできたので、
 なんとかフツーに滑れました。
 今年は、やたらと雷鳥が近寄ってきて、
 お世辞にも綺麗とは言えない鳴き声がそこここから聞こえてきます。
 が、9時過ぎ頃、雷鳥の鳴き声だとばかり思っていたら、
 なんと黒川先生の腹の音ではないですか!
 立山の雷鳥は何年もの間、個体数がほとんど変わってないそうです。
 今年やたら多く感じたのは、
 自分たちの腹の音を勘違いしただけかも知れません。

■撮影終了後、あまりにいいお天気だったので
 タンボ平(ちょうどロープウェイの下あたり)を滑って帰ることにしました。
 一の越まで約50分の登りのあと、雄山谷の上部をちょっとだけ滑って
 東一の越に向かって夏道を歩きます。
 ここはガレ場をトラバースしていくのでちょっと面倒ですが、
 そのあとの滑りの爽快感は、前の苦労を補って余りあるものでした。
 急斜面ですが、表面がちょうどよく融けた雪はとても滑りやすいものでした。
 素直に黒部平駅からケーブルに乗ればよかったのですが、
 それもシャク!? だったので、黒部湖まで滑っておりましたが、
 ここで大方のみなさんの予想通り、
 土手をよじ登るハメになるわ、一本尾根を間違えて
 ガケの上に出るわ、またまたちょっとしたアドベンチャーしてきました。
 ご希望の方はご案内します!? が、
 やっぱり黒部平駅までにしといたほうが…。

■そうそう、立山へはぜひ行ってみたいけど、
 家から荷物を持って行くのはなぁ、なんて思ってた人。
 「なかにしスキー塾」なら、宅急便で送る手だてがあります。
 今回、ハナシつけてきました(ヤクザか?)。
 詳しくはお問い合わせください。

■というわけで、5/21(金)から、もう一度
 今度はみなさんと立山に行ってきます!

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【2】オフシーズン企画にも利用できる「振興券」今年も発売!

■昨年大好評だったので、今年もオフシーズン企画にも利用できる
 「振興券」を 発売します。
 もちろん2005シーズンも使えます(2005.5.31まで有効)。
 こちらの一方的な都合上、お振込は6/1以降にお願いします。
 7/31までに10万円お振り込みいただいた方に
 「5000円チケット1枚プレゼント」。
 まだ「月山キャンプ2」以外のオフシーズン企画は何も決定していませんが、
 「それでも!」というコアな方々、お待ちしとります。
 お求めは、TEL、FAX、メールでご連絡の上、下記にお振り込み下さい。

  ●銀行振込:八十二銀行 真田支店 普通118165
        受取人 合資会社なかにしスキー塾
  ●郵便振替:11190-26101391  加入者 合資会社なかにしスキー塾

■ところで、松浦(赤)さんのように、なんの連絡もないまま
 突然30万円も振り込むのはご遠慮ください。
 「まさか?」とは思いつつも、
 「ひょっとして善意の寄付ではないか?」と思ってしまいます。

■ちなみに、秋にもちゃんと発売しますので、
 「夏のボーナスはちょっと使えない」という方も、ご心配には及びません。


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04/06/13
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_/  ◇◆◇ なかにしSKI塾つうしん ◆◇◆ _/
_/   vol.69 _/
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昨日の朝日新聞土曜版に、
夏目漱石の「道草」に出てくる言葉が紹介されていました。
 −世の中に片付くなんてものは殆どありゃしない−
まったく、その通りです。
長くなる一方の私のスキーシーズンは、ようやく終わりましたが、
やりたいこと、やらなければいけないことは次々と現れ、
一向に減る気配がありません。

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
CONTENTS
【1】立山ツアー報告
    ●女心と山の空
    ●極楽往生編
    ●やっぱ、スキーは山まわりです
    ●山では常に最悪の事態を想定して…(萬澤談)
    ●結局、オイシーところは…
【2】月山キャンプ2報告
    ●私、暁美さんのスキーを拾ってあげたわ(ハートマーク)
【3】デジカメ写真公開(武ちゃんが)
【4】オフ企画、だいたい決定!!
   ◆「乗鞍サマースキーと手作りソーセージ教室」
   ◆「林間学校1(黒斑山or四阿山)」
   ◆「林間学校2(コマクサの蓮華岳)」
   ◆とことんテニス&「男女バーベキュー(予選)」
   ◆「林間!? 学校3(白山&金沢B級グルメツアー)」
   ◆「林間学校4(雨飾山)」
   ◆「林間学校5(戸隠)」
   ◆奥田勝人完全プロデュース「イワナ手づかみ&キノコわしづかみ塾」
   ◆「足慣らし&ポール・トレin大屋人工スキー場」
   ◆「ぬけがけ初滑りin鹿沢ハイランド」
   ◆立山パウダーツアー
【5】飛びます、飛びます!
【6】オフシーズン企画にも利用できる「振興券」今年も発売!
【7】お買い得スキー情報
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【1】立山ツアー報告

●女心と山の空

■ええ、そりゃもう、参加者全員ある程度の覚悟はできてましたとも。
 あけみ丼が参加を決めた、その時から。
 プロジェクトX江上さんが、みんなに雨具確認の連絡をしたように。
 でもね、よりにもよって季節はずれの台風なんかこなくても…。

■立山初日の5/21(金)は、もちろん雨でした。
 標高2450mの室堂はガスっており、ほとんど視界がない状態。
 私達10人(中西、萬澤、江上、戸塚、黒崎、津志田、清水、中島、
 松浦、木若:順不同、敬称略)は、仕方なく早めの昼食をとり、
 生ビールを飲んで(これが後々効いてくるとも知らないで…)、
 立山黒部アルペンルートの宣伝では必ずお目にかかる
 「雪の大谷」を散策に出かけました。
 当日の雪の壁の高さは12m!!
 中島さんに換算すると、なんと8.3人分になります。
 (http://www.knet.ne.jp/~takekiyo/nakanishi/index6.html参照)

■女心と山の空(ちょっと違ったような気もしますが、語呂がいいので…)、
 まわりがなんとなく見えるようになってきたな、と思っていたら、
 ピーカンは突然やってきました。
 宅急便連絡の不手際で荷物が届いていない中島・清水と
 体力温存組の江上・萬澤を室堂ターミナルに残し、
 私達はすぐさま室堂山荘にとって返し、スキーに出かけたのでした。
 初日と言うこともあって、室堂山荘の裏手からすぐに滑り出し、
 周辺の斜面を登っては滑りながら
 山崎カール下部へ向かって移動していきましたが、
 いつもは先頭を切って登る「生き急ぎ二人組」の一人(片割れについては後述)
 キワカが急にペースダウン。
 どうもお昼に飲んだビールが効いたのか(他の人は生を一杯だったのに対し、
 キワカは缶ビールを二本)、はたまた急にハイペースで運動したからか、
 軽い高山病のような症状でリタイア。
 「山をナメたらアカン」。
 山崎カール下部を快適に滑った私達は、
 荷物運搬用のブルドーザー道を歩いて室堂山荘近くまで帰ってきましたが、
 あまりに天気がよくてもったいないので、
 浄土山の斜面をもう一本滑りました。
 荷物が届いた中島・清水も合流し(江上・萬澤は相変わらず体力温存)、
 5:30頃まで滑ってました(元々リフトがないので、
 リフトの終了時間なんか気にせずに、明るいうちはいつまでも滑れます)。


●極楽往生編

■夜は相変わらず飲んでますが、さすが立山、話題が違います。
 万が一滑落したときのために!?、萬澤さんからロープワークを教わりました。
 が、大勢が一度に滑落した場合、一度に助けることはできません。
 そこでナカニシは、以前在籍した会社の社長から教わった
 「優先順位」という概念を思い出しました。
 この場合、優先順位が高いのは、
 当然、振興券お買い上げ額ナンバーワンの赤オニさんと
 2位のあけみ丼でしょう。
 彼らから順番に助け、クロヤギさん、
 オッと違ったクロサキさん、津志田さんの「オチなし会話コンビ」には、
 最悪の場合、目をつぶる!?

■「人生をいかに生きるべきか」ということは、
 最終的に「いかに逝くべきか」ということにつながります。
 それぞれ今の仕事をリタイアしたら、
 晩年はみんなでオオマツに住もう(けっして中島さんの退職金や
 宮田さんの財産を狙ってるわけではありません)、という話になりました。
 で、亡くなったらオオマツのコブの下に葬って欲しい、と。
 墓標にはスキーを立てて…。


●やっぱ、スキーは山まわりです

■そんなこんなで一夜が明け、
 2日目は台風一過でピーカン、のはずでした。
 が、あけみ丼の怨念か、日本海に低気圧が居座り続け、
 昨日にもまして視界が悪く、予定していたタンボ平はあきらめましたが、
 とりあえず、前が見えなくてどこまで歩くのかわからないのをいいことに、
 中島さん、江上さんをだましつつ、
 一の越方面へ向かって歩き始めました。

■オフピステを滑るときに、なにより重要なのはスピードコントロールです。
 今日は一日、ジャンプを使ったショートターンを練習しようと心に決めました。
 難しい状況では、なにはともあれ「山まわり」。
 「谷まわりをいかに作るかが重要」なんて某スキー雑誌には書いてありますが、
 あんなものは、整備されたゲレンデだから言えること。
 山の滑りの谷まわりなんか、とにかくトップが下に向けばいい。
 「ハ」の字にしようが、気合い一発ジャンプで向きを変えようが
 一向にかまいません。

■「戸塚さん、江上さん、山では『あー』はナシです。
 どんなことがあってもあきらめずに、止まるまで山まわりを続けましょう」
 などと言い残し、滑り始めた途端にパッと視界が開けました。
 なんてツイてるんでしょう。
 こうなりゃ、チマチマとジャンプターンなんかやってる場合じゃありません。
 大斜面をロングターンで気持ちよく滑ることに。
 一の越から雷鳥沢へ向かって順番に登っては滑り、
 昼食をはさんで別山の斜面まで滑り切りました。

 おーい、スピードコントロールはどこ行った?

■そうそう、別山の斜面を登りながら真砂岳の気持ちよさそうな尾根を発見。
 次回はぜひ滑ってみよう、と。


●山では常に最悪の事態を想定して…(萬澤談)

■3日目も曇りでイマイチの天候でしたが、
 とにかくタンボ平を滑ろうと、昨日と同じように約1時間歩いて一の越へ。
 一の越の小屋の前から、室堂とは反対側の雄山谷へ向かって滑り込みます。
 急斜面が多い室堂付近と違い、ここは広い中斜面で思い切って飛ばせます
 (って、昨日も十分飛ばしてましたが…)。
 少し滑って、夏道を歩くことになるのですが、
 あまりに気持ちいいので、登り返しを覚悟でもう少し下まで滑りました
 (中島&江上さんは体力温存しましたが)。
 斜め後ろを振り返ると、雄山山頂から御前谷の雪渓が見えます。
 右手には、龍王岳、鬼岳、獅子岳のカール、こちらも気持ちよさそうです。
 ここも、次回滑ろう、と。

■東一の越までの道はガレ場で、スキーブーツでは歩きにくいので、
 準備してきたスニーカーやトレッキングブーツに履き替えましたが、
 一部、雪渓をトラバースしなければならない個所があります。
 普段なら、そのまま突っ切るのですが、
 ナカニシの脳裏に一瞬不安がよぎりました。
 「なかにしスキー塾なのに、ここまで何事もなさ過ぎる」。
 そこで、慎重には慎重を期して、ここで再びスキーブーツに履き替え、
 スキーをつけてトラバースしました。

■東一の越までの道すがら、薬師や水晶、野口五郎など、
 とても覚えきれないほどの山並みが見えるのですが、
 あいにくすべて雲の中でした。
 が、4月に滑った針ノ木峠を反対側から眺めることはできました。

■ただし、曇りがちで気温が上がらなかったおかげで、
 タンボ平の滑走は、この時期としては最高に気持ちいいものでした。
 ロープウェイの黒部平駅まで、2枚の広大なバーンを満喫できました。

■結局、3日間で同じ斜面を2度と滑らなかった(赤オニさんだけは、
 他の人が1本登ってる間に2本目を滑りましたが)ワケで、
 立山を滑り尽くすには、まだまだ何年もかかりそうです。


●結局、オイシーところは…

■みんなが帰った日曜日の夕食時、他のお客さんがいきなり騒ぎ出すので
 後ろを振り返ってみると、
 雲の合間から夕日が見え、それが雲を真っ赤に照らし、
 それはそれは幻想的な光景でした。
 私は急いで部屋に戻り、部屋の窓から夢中でデジカメのシャッターを
 押しました(やっぱりhttp://www.knet.ne.jp/~takekiyo/nakanishi/index6.html
 をご覧ください)。
 その間、どこかの知らないオジサンは三脚と立派な一眼レフのカメラを
 持ち出してセットしてましたが、セット完了と同時に
 夕日は雲に隠れてしまいました、とさ。
 物事、カンペキを求めずに、とりあえずテキトーなところで、
 というのが大切です。

■翌月曜日は、皮肉なことに朝からピーカンで、
 私はいそいそと剱沢へ出かけました。
 剱沢は日本三大雪渓の一つで、滑るのに最高なことはわかっていたのですが、
 雷鳥沢の急斜面を1時間あまり登り詰めて、
 滑ったあとも滑った分だけ登り返しになるので、
 みなさんにはちょっとキツイかも、と思って今回は行かなかったのです。
 昨夜の雨は、だいたい標高2700mから上の部分は雪だったようで、
 立山三山の頂上付近はうっすらと雪化粧をしてました。
 剱御前の小屋の前まで登ると、目の前に剣岳がドーンと迫っていて、
 室堂付近だけでもちょっと日本とは思えない風景なのに、
 それはもう、ヨーロッパアルプスに勝るとも劣らないぐらいの迫力です。
 そこからもう少し左手に登り、剱沢の小屋の前までイッキに滑りました。
 どこまで滑ろうかな、と考えながら文科省の登山研修所の前を通り過ぎて
 一旦立ち止まりました。
 剣山荘の横の斜面がフィルムクラストでとっても滑りよさそうだったので
 その斜面を登って滑りました。
 ここから登り返して隣の別山沢を滑ろうと思ったのですが、
 いやな雲が出てきたな、と思ってるうちに、
 まわりがすっかりガスってしまい、寒くなってきたので
 あきらめて雷鳥沢を滑って室堂方面へ戻りました。

■「立山へ行くと人生観が変わる」。
 これは、けっしてオーバーな表現ではありません。
 「歩いて登って滑るの?」
 と、初めから拒否反応を起こす人もいるかも知れませんが、
 この感動はゲレンデではけっして味わえないものです。
 11月に初滑りを予定してます。
 来年の5月も、もちろんやります。
 だまされたと思って、一度参加してみてください。

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【2】月山キャンプ2報告
    ●私、暁美さんのスキーを拾ってあげたわ(ハートマーク)

■今年の月山は雪は少なめでしたが、3日間とも晴れました。
 初日は松浦、柴崎、野呂(敬称略)の3名、
 夜にはあけみ丼と武ちゃんが合流して5名になりました。
 いずれにせよ、不動のレギュラー陣ですね。

■大斜面のコブは、コブと言うより何本かのラインという感じでしたが、
 久々に滑るコブは思いのほか面白く、
 ついついリフトが止まるまで滑ってしまいました。
 最後は最終巡回のパトロールが来ましたが、これがとっても控えめな人で
 「月山パトロールですが、これが最終になります」
 とだけ言い残し、滑っていってしまいました。
 私達「なかにしスキー塾」には、
 こういう「そっとしといてくれる」人!? が一番です。

■2日目には少し歩いて牛首の斜面に行きました。
 だだっ広い斜面に私達だけだったので「気持ちよく滑りましょう」
 と言って滑り出しましたが、気持ちよく滑れるワケがない雪であることを
 私は一発目の山まわりで、すでにわかってしまいました。
 雨で融けた雪が細かく波打っており、それがけっこう硬くて
 スキーがガタガタと叩かれます。
 案の定、4人目にスタートしたあけみ丼のスキーが外れて大転倒。
 片方のスキーを上に残したまま、ゴロゴロと転がり落ちてしまいました。
 最後に上に残っていたのが、「ダイナマイト秀子」改め「ネズミ花火秀子」です。
 彼女はあけみ丼のスキーを拾ってあげてから降りてきたのですが、
 なんだか、やたら、嬉しそうです。
 「私、暁美さんを助けたんだわ」
 その満足感に陶酔しているようでした。
 ちなみに、彼女は最終日には武ちゃんのスキーを拾ってあげていましたが、
 まるで、誰かがスキーをはずして転ぶのを狙ってるよう、
 と感じるのは私だけでしょうか。

■前述の「生き急ぎ二人組」の片割れが、「ネズミ花火秀子」です。
 みんながロングターンをしているのに、一人だけチョコマカとまわしてくるし、
 コブでも凸の部分を乗り越えるのを待ちきれずに、
 自分からスキーの向きをとっとと変えては、
 まわし過ぎてスイッチバックしなきゃならないハメに陥ったり…。
 今回は、コブにスキーをまわしてもらう、
 という感覚をつかみかけたようにみえましたが、
 性根は治ってないようです。
 帰りは私の車で山形駅まで送ったのですが、
 駅前に入っていく信号を左折しようとして信号待ちをしていると、
 ドアを開け、一人だけさっさと降りてしまいました。
 秀子よ、なぜにそんなに生き急ぐ!?

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【3】デジカメ写真公開(武ちゃんが)

■撮るだけは撮るけれど、一向に日の目を見ない
 ナカニシのデジカメ写真を見るに見かねて、
 タコ焼きスタッフの井上武ちゃんが、
 自身のウェブサイトにアップしてくれました。

 http://www.knet.ne.jp/~takekiyo/nakanishi/

■真夜中にクロカンを履いて行った初詣から、
 ARAI、根子岳、GW志賀、立山、月山まで、
 2004シーズンの思い出がぎっしり詰まってます。
 800×600でリサイズしてあるので、
 オリジナルデータが必要な方はご連絡ください。
 武ちゃんが、きっと対応してくれる(と思います)。

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【4】オフ企画、だいたい決定!!

■立山ツアーで「なかにしスキー塾」の2004シーズンは無事終了、
 ちゃんとしたインフォメーションもないまま、なし崩し的に、
 月山キャンプ2からは、オフシーズン企画となりました。
 7月以降の企画もほぼ!? 決まりましたので、
 一応発表します。
 (一部、日程や料金が未定のもの、ゲリラ的に急遽実施するもの
 などもあるかも知れません)

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◆もう一度寅ちゃんのドリブルを見たい!?
 「乗鞍サマースキーと手作りソーセージ教室」

 バスケットもやりました。滝巡りもやりました。
 でも、今年はもっとスキーもしたい(と言いながら、シャワークライミング
 なんて隠し球もあったりして…)。
 例年通り、参加者には以下のような特典? があります。
    1.とにかく涼しいこと、涼しいこと。熟睡保証。
    2.体力にモノをいわせてとことん滑ってもヨシ、
     ほとんど岩の上で休んでいるのも、また気持ちヨシ
    3.雪渓で食べるお弁当がグッド
    4.やぐらの食事はピカイチ
    5.手作りソーセージは面白くて美味い

     日時:7/17(土)〜19(祝)
    受講料:37,800円
     宿泊:やぐら(0263-93-2323)
  集合・解散:初日10時・最終日15時頃
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◆リベンジ
 「林間学校1(黒斑山or四阿山)」

 今度こそ浅間山の勇姿を眼前に見たい。
 四阿山だって、ちゃんと晴れてる日に歩きたい。
 戸塚さんのリクエストにより、今年は花いっぱいの季節に実施。

     日時:7/31(土)〜8/1(日)
    参加料:15,750円
     宿泊:ぎんれい荘(0268-62-0965)
  集合・解散:初日11時・最終日15時
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◆夏の針ノ木雪渓にごあいさつ
 「林間学校2(コマクサの蓮華岳)」

 苦労して登った針ノ木峠、思わぬパウダーに歓喜した針ノ木雪渓、
 夏の姿を確かめながら歩きます。
 針ノ木峠から蓮華岳へ続く尾根は、知る人ぞ知るコマクサの宝庫(らしい)。

     日時:8/7(土)〜8(日)
    参加料:21,000円
     宿泊:針ノ木小屋(予定):男女区別なしの相部屋です
  集合・解散:初日11時・最終日15時
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◆今年は自主トレで
 とことんテニス&「男女バーベキュー(予選)」

 「谷口勇美雄のテニスキャンプ」は、肝心の谷口コーチが多忙のため、
 今年は実施できません。
 代わりと言ってはなんですが、
 ナカニシが倒れるまでヒッティングパートナーを務めます
 (ただし、レッスンなんてもんはありません)。
 この際、教わらなくてもいいからひたすら打ちたい、
 という方をお待ちしとります。
 なお、日曜日のお昼はナカニシ自宅前でバーベキューを実施します。
 来年のGWの正式種目「男女バーベキュー」で上位入賞を狙っている方は、
 ぜひご参加ください!?

     日時:8/28(土)〜29(日)
    参加料:21,000円
     宿泊:ペンションIDA(0268-74-2723)
  集合・解散:初日12時・最終日15時
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◆懐かしさがこみ上げる?
 「林間!? 学校3(白山&金沢B級グルメツアー)」

 北陸の霊峰「白山」は一度は滑ってみたい山。
 来るべきスキーツアー実施に向けて、ぜひ一度は登っておきましょう。
 私も学生時代以来、20数年ぶりで登ります。
 山から下りてきたら、金沢の街で第七ギョーザ、秋吉の焼き鳥、
 ターバンカレーはもちろん、 憧れだった六角堂(浅田屋グループ!!)
 のステーキも、今ではちゃんと食べられます。
 金沢で学生時代を過ごした人は、必修科目です。
 お店の名前がなんのこっちゃ? の人も、もちろん参加可能です。

     日時:9/18(土)〜20(祝)
    参加料:未定
     宿泊:未定(一泊は白山の山小屋、一泊は金沢市内泊を予定)
  集合・解散:未定
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◆百名山に登って百名人に会う
 「林間学校4(雨飾山)」

 長野・新潟県境の名山、雨飾山に登り、
 あのウワサのトーさんに会ってこよう。
 雨飾山もそのすぐ隣の大渚山も、近々滑ってみたい山だ。
 小谷温泉、雨飾温泉も楽しみです。

     日時:10/2(土)〜3(日)
    参加料:21,000円
     宿泊:未定(でもやっぱり、できたら四郎兵衛だよなぁ)
  集合・解散:未定
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◆来るべきパウダースキーイングのために
 「林間学校5(戸隠)」

 岩場やクサリ場の多い変化に富んだ山歩きを楽しみましょう。
 戸隠連峰には乙妻山、佐渡山など山スキーの好ルートがいっぱい。
 美味しそうな斜面を眺めながら、パウダーに遊ぶ姿を目に浮かべましょう。
 ついでに、近くの飯縄山へも足を伸ばしてみましょうか。

     日時:10/16(土)〜17(日)
    参加料:21,000円
     宿泊:未定
  集合・解散:未定
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◆タナボタ企画再び
 奥田勝人完全プロデュース「イワナ手づかみ&キノコわしづかみ塾」

 昨年、なーんも考えずにイワナの禁漁期間に計画したおかげで、
 「キノコ狩り」という新たな遊びも見つけました。
 今年は、敢えて二兎を追います。
 (イワナの手づかみは違法らしいですが…)
 じごぼうはちょっとヌメリがあって、みそ汁や鍋に最適です。
 とりわけ、この雑炊は絶品。ちょっと忘れられない味です。
 いやいや、去年予想外に楽しかった蔓カゴ作りも、ぜひやりましょう。
 (ひょっとしたら、また山登りも?)

     日時:9/25(土)〜26(日)
    参加料:21,000円
     宿泊:やぐら(0263-93-2323)
  集合・解散:初日10時・最終日15時頃
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◆今年はスラロームもやるぞ!
 「足慣らし&ポール・トレin大屋人工スキー場」

  プロジェクトX江上さんの骨折りのおかげで
  今や「なかにしスキー塾」年中行事となった関西遠征。
  プラスノーでのポール練習は、なかなかためになります。
  今年はショートポールを持っていって、SLの練習もやりましょう。
  津志田さん、バール&ハンマー、よろしく。

     日時:10/23(土)〜24(日)
    受講料:27,300円
     宿泊:ロッヂふじなし(0796-69-1488)
  集合・解散:初日10時・最終日15時
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◆シーズンインは「やまめ亭」から!?
 「ぬけがけ初滑りin鹿沢ハイランド」

  昨年大好評だった、鹿沢ハイランドでの初滑りを今年も実施。
  シーズン初めに、固く締まった雪で基本をチェックしときましょう。
  武富さん、今年こそは。元はと言えば、アナタのための!? 企画です。
  温泉&「やまめ亭」のオプショナルツアー付き。

     日時:11/13(土)〜14(日)
    受講料:27,300円
     宿泊:ロッジ レグラス(0279-98-0594)
        orぎんれい荘(0268-62-0965)
  集合・解散:初日12時・最終日15時
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◆新雪の初物食いはやっぱりココしかない!
 立山パウダーツアー

 満を持して、ついに登場。
 11月の立山のパウダーを一度味わったら、
 もうやめられない、止まらない。

     日時:11/20(土)〜23(祝)
    受講料:48,300円
     宿泊:立山室堂山荘(0279-98-0594)
  集合・解散:初日11時頃・最終日15時頃

 途中参加、早帰りも可能です。ご相談下さい。

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■他にも以下のようなことを企んでます。
 ◆関西グルメツアー
   鶴橋で焼肉、蓬莱のシューマイ&豚まん、北極のアイスを喰らう。
   (8月中旬、お盆の頃が有力)
 ◆狭山オールナイトレッスン
   一晩中、重箱のスミを突っつくようなレッスンが続きます。
 ◆横浜屋形船パーティ(去年、中華街を歩きながらそんな話をしましたね)
   陰ながら祝う結婚予定の人もいないので、
   「なかにしスキー塾」の五周年記念にでもかこつけてやりますか?

■各イベントの最少催行人員は、一応4名としますが、
 ナカニシの趣味や気まぐれにより、
 それに満たない場合でも採算度外視で実施することがあるかも知れません。
 たいして集まりそうもない企画についても、
 くれぐれも、勝手にあきらめないで、一応お問い合わせください。

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【5】飛びます、飛びます!

■白菜運びにレタス切り。
 このところ、スキー教師やライターとしてより
 肉体労働者として各地で引っ張りダコのナカニシです。

■特に今年は3月4月が暖かかったせいか、白菜が大きく育ち、
 春先から一箱20kg近いような大物が出回っています。
 おかげですっかり筋力アップしたナカニシは、
 先週のゴルフで、ドライバーでティショットを打った14ホール中、
 11ホールで250ヤード越え、フェアウェイど真ん中のショットを連発
 (ちなみに、あとの3ホールは、右に引っかけてOBギリギリを
 高い土手に助けられた、右の林を飛び越して隣のホール、
 目の前の池に打ち込むチョロ、ですが、それでもナカニシにとっては、
 生涯一の飛距離と確実性でした)。
 ただし、スコアはいつもと変わらずですが…。
 が、しかーし、シロートのゴルフは所詮「飛ばし」です。
 アプローチやパターでチマチマとスコアを縮めたところで、
 賞金が入るわけでもなく、なーんも気持ちよくありません。
 飛ばしてナンボ、そのためには一にも二にもパワーです。

■今年になってテニスはしていませんが、
 グランドストロークやサーブで、きっと今まで以上に
 速い球を打てるに違いありません。
 ただし、それで試合に勝てるかどうかは、
 ゴルフのスコア同様、別問題です。
 試合に勝ちたいと思う人は、BTLかナイスクテニス教室で習ってください。

■が、ゴルフでとにかく飛ばしたい人、
 テニスでとにかく速い球を打ちたい人、
 お問い合わせは、中西か倉嶌青果まで。

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【6】オフシーズン企画にも利用できる「振興券」今年も発売!

■昨年大好評だったので、今年もオフシーズン企画にも利用できる
 「振興券」を発売します(7/31までにお振り込みいただいた方に限ります)。
 もちろん2005シーズンも使えます(2005.5.31まで有効)。
 なお、例年通り11月末日までに、10万円お振り込みいただいた方に
 「5000円チケット1枚プレゼント」。
 「夏のボーナスはちょっと使えない」という方も、ご心配には及びません。
 お求めは、TEL、FAX、メールでご連絡の上、下記にお振り込み下さい。

  ●銀行振込:八十二銀行 真田支店 普通118165
        受取人 合資会社なかにしスキー塾
  ●郵便振替:11190-26101391  加入者 合資会社なかにしスキー塾

 「ご利用は計画的に」
 「振興券の買い過ぎには注意しましょう」

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【7】お買い得スキー情報

■HEADスキー2005モデル及び
 「ディナスター」のワケありチョーお買い得スキーを
 引き続き取り扱ってます。
 興味のある方はぜひ連絡ください。
 また、ファーストチューンもこちらでできます。


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04/07/01
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_/  ◇◆◇ なかにしSKI塾つうしん ◆◇◆ _/
_/   vol.70 _/
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気がつけば7月1日。
2004年ももう折り返し地点です。
梅雨が明ける前に、夏バテしてませんか?

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
CONTENTS
【1】戸隠は一粒で三度オイシー
【2】沢松奈生子がやって来る!!
【3】お詫びと訂正
【4】江上さんの立山写真
【5】オフ企画いろいろ
   好評受付中!
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

【1】戸隠は一粒で三度オイシー

■梅雨の季節は雨が続いたり、
 晴れても極端に蒸し暑かったりするのがフツーですが、
 6/14(月)の朝は、北からの高気圧に覆われていたため、
 秋冬の空のように澄み切っていました。
 私が毎日野菜を運ぶときに通っている浅間サンライン(R18や上信越道より
 一段高いところを通っている)の小諸インター入口付近から、
 まだまだ雪の残っている北アルプスはもちろん、
 富士山まで見えました。
 そんな景色を眺めながら2tトラックを運転してると、
 どうもいても立ってもいられなくて、
 翌15(火)は、白菜運びをお休みし(倉嶌さんゴメンナサイ)、
 戸隠へ登ってきました。

■スキー場、神社、お蕎麦のイメージしかなかった戸隠ですが、
 これがなかなかゴツゴツした切り立った崖のような山です。
 近くの黒姫や飯縄がなだらかな優しい山容をしているので、
 よけいに険しさが目立ちます。

■7:40頃奧社入口を出発(正確な時間はわかりません。萬澤さんのように
 メモを取ればいいのでしょうが、面倒なので私はいつもデジカメで
 メモがわりに要所要所を撮影してます。が、このときはよりにもよって
 「メモリカードが異常です」などとぬかしやがって、「蟻の戸渡り」(後述)
 以前に撮った写真はすべてパーです。便利なデジタルに頼ってはいけません。
 最後にモノを言うのはやっぱり「アナログ」でした)。
 30分ほど参道を歩き奧社を通過したあとは、林の中の急な登りが続きます。
 が、五十間長屋、百間長屋と呼ばれる岩の洞窟のようなところを過ぎると、
 様相が一変。岩場、クサリ場の連続で、かなりスリリングな山登りになります。
 でも、ご安心を。
 ここらの岩は「ここを持ってください」とばかりに丸い突起が出ていて、
 しかもボロボロと崩れるようなことがないので、
 人工壁のクライミングのようで、快適に登っていけます。
 しばらくすると、岐阜から来られたご夫婦と静岡の中年男性に追いつき、
 一緒に歩きました。
 「あっちが根子岳・四阿山方面で、その右隣に霞んで見えるのが浅間」
 などと、知ったかぶりをしながら(山の名前や花の名前は、何度聞いても
 なかなか覚えられませんが、さすがに自分の住んでるところぐらいわかります)、
 岩場を越えていくと、ほどなく「蟻の戸渡り」に出ました。
 「志賀ツアー」のコースに参加してくれた方々は竜王越えのコースにあった
 「蟻の戸渡り」を思い出すでしょうが、あんなもんじゃありません。
 あそこは、ほぼスキー一台分の幅がありましたが、
 こっちはわずか50cmで、両側は切り立った崖。
 しばらくは見栄を張って立って歩きましたが、
 最後は人目もはばからず四つん這いに…。

■ここさえ過ぎると、あとは快適な尾根歩きが続きます。
 「八方睨」はその名の通り、360度の展望が広がっていました。
 後立山連峰にはまだ雪がいっぱい残っており、滑りに行きたくなりました。
 雨飾山も山頂部分が見えました。
 戸隠連峰の主峰、高妻山は均整とれたプロポーションのかっこいい山です。
 戸隠山の山頂を過ぎ、九頭龍山(どこが山頂かわからなかったけど)を越えて、
 一不動避難小屋まで下ってきました。
 ここでは、滋賀県から来たおじさんと会いました。
 昨日は雨飾山に登り、今日は高妻山まで往復、
 明日は妙高・火打に登るそうです。
 先週は四阿山に登り、10日後には飯豊連峰へ行くとも言ってました。
 なかなかのツワモノです。
 私はというと、高妻山方面へ行くには少々遅すぎたので、
 ムリをせずに(て言うか、ここまででけっこうくたびれていた)
 牧場に向かって下ることにしました。
 ここから先は沢筋を下ります。
 小さな滝の横のクサリ場を降りたり、何回も沢を渡ったり、
 こちらはこちらで岩場歩きとはまた違ったスリルが楽しめました。
 一日で、岩場あり、尾根歩きあり、沢歩きありのバラエティに富んだ
 シチュエーションを経験できて、かなり面白い山でした。
 10月には、ぜひみんなで行きましょう。

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【2】沢松奈生子がやって来る!!

■沢松奈生子似とか、そんなんじゃないです。
 もちろん、沢益奈生子なんてこともありません。
 正真正銘ホンモノです。
 あのウインブルドンに何度も出た、沢松奈生子ですよ。
 (普段から東スポの見出しのような企画ばかり考えていると、
 どうも信用がないようで…)

■ひょんなことから(沢松奈生子さんはスキーが好きで、
 みなさんもご存知の久慈直子先生がいるマウントレースイへ
 何度もスキーを習いに来るそうで、久慈直子先生経由で話をしてもらったら、
 どういうわけか!?「OK」という返事をいただいて…、現在に至る)、
 話は決まってしまったワケであります。

■というわけで、
 8/28(土)〜29(日)に
 「沢松奈生子のテニスクリニック(やっぱりバーベキュー付!)」
 を実施します。
 当然のことながら、「今年は自主トレで とことんテニス&
 『男女バーベキュー(予選)』」は中止にします。
 沢松奈生子さんが教えてくれるというのに、
 その隣でナカニシとぶっ倒れるまでラリーをしたい物好きはいないでしょうから。

■宿泊先、使用コートは、今のところ未定です。
 受講料はちょっとお高めながら、
 35,700円(バーベキュー付!)←そんなんどうでもええやろ

■「私、テニス上手くないから」なんて、遠慮はいりません。
 「スキー教室の生徒さんですから、普段のテニスクリニックのように
 日頃からしょっちゅうテニスをやってる人ではありません」と、
 あらかじめ断ってありますから。
 世界で戦ってきたホンモノを見るのはいいものです。
 どしどしお申し込みください。
 そうそう、「みなさん、テニスは上手くないかも知れませんが、
 スキーはきっと沢松さんより上手ですよ」とも言おうかと思いましたが、
 とりあえず、やめときました(もう少し慣れてから)。

■ちなみに、沢松奈生子さんの戦歴などを調べようと思い、
 インターネットで検索したのですが、
 名前を間違えて「沢松菜穂子」と打ち込んだら、
 やたらとAVのページばかり引っかかってきました。
 公式のページは以下の通りです。

  http://tennis.dunlop.co.jp/sawamatsu/

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【3】お詫びと訂正

■前号で、白菜を運んで筋力アップしたら、ゴルフの飛距離が伸びて、
 しかも方向性まで良くなったような書き方をしましたが、
 先日ラウンドしたら、曲がること、曲がること。
 飛ぶには飛ぶようですが、ドライバーショットのほとんどが隣のコースでは、
 ゴルフになりません。
 というわけで、「白菜運びとゴルフ上達の因果関係」は立証できませんでした。
 お詫びして訂正いたします。

■白菜運びを終えたあと、練習場に通うことを決意(何回続くか?)した
 ナカニシでした。

■それはそうと、久慈直子先生から、「北海道ゴルフツアー(レッスン付)」を
 やりませんか? というお話しをいただきました。
 お友達にゴルフのレッスンプロ? がいるそうです。
 今のところ、実施できそうなのは10/9(土)〜11(祝)ぐらいなんですが、
 誰か行く人いますか?
 何人か参加表明してくれたら、企画します。

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【4】江上さんの立山写真

■プロジェクトX江上さんが、
 「立山ツアー」のときの写真を送ってくれました。
 スナップはアルバムになっています。
 滑りの写真と風景写真は、A4の写真用紙にプリントしてくれました。
 参加者のみなさん、なかなかかっこよく写ってますよ。
 ご参加のときにお持ち帰りください。

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【5】オフ企画いろいろ
   好評受付中!

■今月の乗鞍をはじめ、ボチボチとお申し込みをいただいております。
 ボーナス出たら「振興券」買って、どしどしオフ企画に参加しよう。

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◆もう一度寅ちゃんのドリブルを見たい!?
 「乗鞍サマースキーと手作りソーセージ教室」
     日時:7/17(土)〜19(祝)
    受講料:37,800円
     宿泊:やぐら(0263-93-2323)
  集合・解散:初日10時・最終日15時頃
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◆リベンジ
 「林間学校1(黒斑山or四阿山)」
     日時:7/31(土)〜8/1(日)
    参加料:15,750円
     宿泊:ぎんれい荘(0268-62-0965)
  集合・解散:初日11時・最終日15時
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◆夏の針ノ木雪渓にごあいさつ
 「林間学校2(コマクサの蓮華岳)」
     日時:8/7(土)〜8(日)
    参加料:21,000円
     宿泊:針ノ木小屋(予定):男女区別なしの相部屋です
  集合・解散:初日11時・最終日15時
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◆沢松奈生子のテニスクリニック(バーベキュー付)
     日時:8/28(土)〜29(日)
    参加料:35,700円
     宿泊:未定
  集合・解散:初日12時・最終日15時
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◆懐かしさがこみ上げる?
 「林間!? 学校3(白山&金沢B級グルメツアー)」
     日時:9/18(土)〜20(祝)
    参加料:未定
     宿泊:未定(一泊は白山の山小屋、一泊は金沢市内泊を予定)
  集合・解散:未定
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◆タナボタ企画再び
 奥田勝人完全プロデュース「イワナ手づかみ&キノコわしづかみ塾」
     日時:9/25(土)〜26(日)
    参加料:21,000円
     宿泊:やぐら(0263-93-2323)
  集合・解散:初日10時・最終日15時頃
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◆百名山に登って百名人に会う
 「林間学校4(雨飾山)」
     日時:10/2(土)〜3(日)
    参加料:21,000円
     宿泊:未定(でもやっぱり、できたら四郎兵衛だよなぁ)
  集合・解散:未定
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◆来るべきパウダースキーイングのために
 「林間学校5(戸隠)」
     日時:10/16(土)〜17(日)
    参加料:21,000円
     宿泊:未定
  集合・解散:未定
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◆今年はスラロームもやるぞ!
 「足慣らし&ポール・トレin大屋人工スキー場」
     日時:10/23(土)〜24(日)
    受講料:27,300円
     宿泊:ロッヂふじなし(0796-69-1488)
  集合・解散:初日10時・最終日15時
=====================================================================
◆シーズンインは「やまめ亭」から!?
 「ぬけがけ初滑りin鹿沢ハイランド」
     日時:11/13(土)〜14(日)
    受講料:27,300円
     宿泊:ロッジ レグラス(0279-98-0594)
        orぎんれい荘(0268-62-0965)
  集合・解散:初日12時・最終日15時
=====================================================================
◆新雪の初物食いはやっぱりココしかない!
 立山パウダーツアー
     日時:11/20(土)〜23(祝)
    受講料:48,300円
     宿泊:立山室堂山荘(0279-98-0594)
  集合・解散:初日11時頃・最終日15時頃
 途中参加、早帰りも可能です。ご相談下さい。
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■他にも以下のようなことを企んでます。
 ◆関西グルメツアー
   鶴橋で焼肉、蓬莱のシューマイ&豚まん、北極のアイスを喰らう。
   (8月中旬、お盆の頃が有力)
 ◆狭山オールナイトレッスン
   一晩中、重箱のスミを突っつくようなレッスンが続きます。
 ◆横浜屋形船パーティ(去年、中華街を歩きながらそんな話をしましたね)
   陰ながら祝う結婚予定の人もいないので、
   「なかにしスキー塾」の五周年記念にでもかこつけてやりますか?

■各イベントの最少催行人員は、一応4名としますが、
 ナカニシの趣味や気まぐれにより、
 それに満たない場合でも採算度外視で実施することがあるかも知れません。
 たいして集まりそうもない企画についても、
 くれぐれも、勝手にあきらめないで、一応お問い合わせください。


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